大谷翔平は「モンスター・非常識・セクシー」!全米が驚愕した「3本のホームラン」

 6月30日(日本時間)、ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平(26)が、敵地ニューヨークで行われたニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。3戦連続となる第27号、28号のホームランを放ち、あらためてその真価を見せつけた。

「6月に入ってからホームランを量産している大谷は、29日の時点で両リーグトップの28号と、リーグのホームラン王の最有力候補です。。日本時間7月14日のオールスターゲームでは、日本人メジャー選手として初のホームランダービーにも出場することも発表され、球宴のファン投票では全選手中で1位の得票。もはや、メジャーリーグを代表する選手と言っていいでしょう。

 これまで前例のない投打の“二刀流”で高い評価を得ていた大谷ですが、“スラッガー”としても全米の野球ファンの注目を集めています」(スポーツ紙デスク)

 今シーズンの大谷は、すでに28本もの本塁打を生んでいるが、その中でも、現地メディアが“信じられない”と評した3本のホームランがある。

 まずは、5月14日の対ボストン・レッドソックス戦で放った、第11号アーチだ。

「6回の第3打席、相手先発のニック・ピベッタ(28)が外角に投じたナックルカーブを、大谷はおっつけながら流し打ち。高く舞い上がった打球はグングンと飛距離を伸ばし、敵地フェンウェイ・パークの名物である、高さ11.3mのレフトフェンス“グリーンモンスター”を軽々と越える特大ホームランになりました」(前同)

 米メディア『The Athletic』のブレント・マグワイア記者は、このホームランに対して「カーブボールに突っ込んでいるのにグリーンモンスターを越えた。なんて強い人間だ!」と驚嘆の声を上げている。

■「オオタニは非常識だ」と海外記者も驚愕

 続いては6月20日、エンゼルス本拠地で行われた対デトロイト・タイガース戦で魅せた、第23号アーチ。

「1-3のエンゼルス劣勢で迎えた5回の第3打席。先発のケイシー・マイズ(24)が外角低めギリギリを狙って投じた絶妙なコースのスライダーを、大谷は体勢を崩しながらもすくい上げるようにスイング。見事、ボールをセンタースタンドへ運び、ゲームを振り出しに戻す同点弾となりました」(前出のスポーツ紙デスク)

 このホームランには、米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者も「オオタニは非常識だ」とツイート。多くの現地メディアが、このホームランへの賛辞を大々的に報じている。

 最後は、6月25日のタンパベイ・レイズ戦。自身のメジャー初となる先頭打者ホームランになった第24号。

「1番・DHで出場した大谷は、初回、相手先発のアンドリュー・キトレッジ(31)が3球目に投じたチェンジアップを捉え、右中間への特大弾を放ちました。初速161・1マイル(約187キロ)の超高速で飛んだ打球は中継カメラも追いきれず、次にボールが映ったのは右翼席後方の広告看板を超えた、通称“キャットウォーク”と呼ばれる照明などを設置する通路に着弾した瞬間でした」(同)

 この衝撃のアーチは、飛距離453フィート(約138メートル)を記録。米スポーツチャンネル『バリースポーツ』で実況をしていたアナウンサーは「おい、まじか。キャットウォークに飛ばした。セクシーすぎる」とその興奮を隠すことなく伝えた。

 レフト、センター、ライトと全方向に驚異的なホームランを放つ大谷翔平。今季、メジャーリーグで日本人初のホームラン王が生まれる可能性は十分にあるーー。

2021/6/30 11:50

この記事のみんなのコメント

1
  • 陸耳!?

    7/1 12:00

    なおエ

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