誘ってくれた男性を不快にさせる「映画の感想」9パターン

映画デートに誘われたら、その作品をセレクトしてくれた男性への気遣いは忘れたくないもの。見終わったあとに不用意なことを口にすると、二人の関係がぎくしゃくしてしまうかもしれません。そこで今回は、10代から20代の独身男性に聞いたアンケートを参考に「誘ってくれた男性を不快にさせる『映画の感想』」をご紹介します。

【1】「途中で寝ちゃった」と身も蓋もないことを言う

「あえてそんな報告をしなくてもいいのに、二度と誘うかと思った」(20代男性)というように、「寝た発言」はよほど親密な関係の相手以外には控えたほうがよさそうです。万一寝たのがバレていたら、「映画が気持ちよすぎて、つい…」などと言い訳するしかないでしょう。

【2】「意味がよくわからなかった」と理解力の低さをさらけ出す

「とくに難解な作品じゃないから、この子大丈夫かなと心配になった」(20代男性)など、見終わったあとは最低でも自分なりの感想を伝えるべきかもしれません。どうしても浮かばない場合は、相手の感想を聞いて「私もそう思った」とお茶を濁すとごまかせそうです。

【3】「ちょっと長かったね」と本筋から外れたことを指摘する

「たった2時間集中できないなんて小学生かよと思った」(10代男性)など、映画の感想が「長い」だけではドン引きされてしまうようです。気まずいムードを招きたくなければ、ひとつでもいいので心に響いたシーンを思い出して伝えたいところです。

【4】「あの俳優の演技はイマイチ」と細かい部分に突っ込む

「お前はプロの評論家か、とイライラした」(20代男性)というように、作品のマイナスポイントを真っ先にあげつらうのは考えものです。せめて「あの俳優はよかったけど…」と前置きしたうえで、別の俳優に突っ込みを入れるぐらいの気遣いがあってもいいかもしれません。

【5】「原作のほうがいいな」と博識ぶりをひけらかす

「そんなこと言われても原作を読んでないから知らねえし、と不快な気分になった」(20代男性)など、「わかってる」風な口を利くのもいい受け止め方はされないようです。同じことを言うのなら、「これ、原作も面白いんだよ。今度貸してあげようか?」という切り口にするのが正解でしょう。

【6】「なんかすごかったね」と漠然と感想をまとめる

「『なんか』って何だよと、ボキャブラリーの少なさにガッカリ」(10代男性)など、感想が雑すぎるのも、男性を残念な気持ちにさせてしまうようです。うまい言葉が見つからなかったら、「すごすぎて感想がまとまらないよ」と勢いで押し切ってしまいましょう。

【7】「主人公がめちゃくちゃタイプ」と男性の嫉妬心を煽る

「開口一番でそれを伝えてくるデリカシーのなさにドン引きした」(20代男性)というように、いかにタイプでも出演俳優のイケメンさをべた褒めすると、無駄に嫉妬されそうです。どうしても褒めたい場合は「演技がよかった」などと顔以外の切り口で評価を伝えるとよさそうです。

【8】「とくに感想はないなあ」と誘った側を幻滅させる

「感想がない?と呆れて、その後数分間無言で歩いた」(20代男性)というように、いくらなんでも、「感想がない」はあまりに失礼なセリフかもしれません。風景、俳優の演技、ストーリー、ラストシーンなど、映画にはたくさんの見所が詰まっていることを覚えておきましょう。

【9】「別の映画にすればよかった」とセレクトを責める

「まさかの全否定に作品を選んだほうとしてはひっくり返りそうになった」(10代男性)など、「別の映画のほうがいい」というのは男性と映画の両方をディスる究極の一撃かもしれません。駄作だと感じても、「こんどはあの映画を見よう」といったソフトな提案にとどめましょう。

映画デート後の感想には、作品とそれを選んでくれた男性に対するリスペクトを入れ込みたいものです。気の利いたことを言う必要はないので、等身大のコメントを心がけてみてください。(石原たきび)

2021/6/30 11:00

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