松本人志発言で話題…新垣、山下、キンプリ『ドラゴン桜』驚異の「コア数字」!

 俳優の阿部寛(57)が主演を務めた「日曜劇場」のドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の最終回が6月27日に放送され、世帯視聴率20.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率13.1%だったことが明らかになり、あらためて話題となっている。

 最終回では東大の2次試験が迫る中、学園買収計画も顕在化。そんな中、阿部演じる桜木が東大受験と買収劇にどのような一手を講じるのか、という展開だった。

 制作会社関係者は言う。

「『ドラゴン桜』の視聴率は世帯も個人も極めて高いものでしたが、ダウンタウンの松本人志さん(57)が言及して以来、大きな注目を集めるコア視聴率も凄かったんです」

 松本は6月14日、ツイッターで、「ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう?」 「(『キングオブコントの会』は)コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやったんです。だから。低視聴率みたいなミスリードは番組を観てくれた皆さん。後輩達に申し訳ない気がします」とコメントし、以後、その13~49歳の若年層の視聴率、“コア視聴率”が何かと話題になっている。

 前出の制作会社関係者は続ける。

「『ドラゴン桜』は6月21日から27日の1週間の番組でコア視聴率も断トツ1位の数字を叩き出したんです。同ドラマのコア視聴率は10.8%。コアが2桁を超えたというのは、全局でも『ドラゴン桜』のみでしたから、いかに『ドラゴン桜』が若年層から注目を集めていたかがうかがえます」

 ちなみに、6月21日~27日週のコア視聴率2位は、毎週好調を続けている『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の8.7%だったという。

 今回の『ドラゴン桜』には、2005年7月クールに放送された『ドラゴン桜』の第1シリーズで生徒役の水野直美を演じた長澤まさみ(34)がレギュラー出演。

 さらに最終回には、小池徹平(35)、中尾明慶(32)、紗栄子(34)、新垣結衣(33)、そして声のみながら山下智久(36)と、前作生徒役キャスト6人が次々と登場し、SNS上も騒然となった。

■キンプリ高橋&の平手友梨奈起用が大成功!

 前出の制作会社関係者が続ける。

「今回の『ドラゴン桜』の成功はTBSの戦略が見事にハマったと言えるでしょう。King&Princeの高橋海人さん(22)と元欅坂46の平手友梨奈さん(20)といった若い人気タレントをメインキャストとして起用し、ティーン層の視聴者もドラマに引き込むことに成功。

 加えて、最終回では旧キャストも勢ぞろい。昨年9月にジャニーズ事務所を退所した山下さんと、現役ジャニーズタレントの高橋さんの共演は本来であれば難しい。しかし、声だけでも山下さんを引っ張り出すことに成功したわけですから、さすが“ドラマのTBS”とうなってしまいますよね」

『ドラゴン桜』の演出を手掛けたのは『半沢直樹』や『ルーズヴェルト・ゲーム』、『下町ロケット』、『ノーサイド・ゲーム』なども担当した福澤克雄氏(57)だ。

「福澤氏は『半沢』などのシニア層が好むドラマも大ヒットさせましたが、今回の『ドラゴン桜』は若者も熱中。結果、コア視聴率でも断トツトップを取ることができたんです。“ドラマのTBS”と言われて久しいですが、今後しばらく民放ドラマではTBSが圧倒的な存在感を示していきそうですよね」(前同)

 鈴木亮平(38)が主演を務める7月4日スタートの「日曜劇場」ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』も『ドラゴン桜』に次ぐ大ヒットになるのだろうか!?

2021/6/30 7:10

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