【どのジョーカーがお好き?】ジョーカーを演じた歴代俳優6人

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コミック『バットマン』から生まれた有名な悪役ジョーカーは、映像化されるたびに「今度は誰が演じるのだろう?」と世界中から注目される人気キャラクターです。俳優が変われば個性も変わる特異な存在。それがジョーカー。そこで今回は、今までジョーカーを演じてきた歴代俳優たちをご紹介します。

ジョーカーについて

Kaeden Lam poses for a picture with a paint of "The Joker" (fictional character in Batman comic book) in 75 Years of Batman Exhibition at Time Square in Causeway Bay. 21JUN14 (Photo by Edward Wong/South China Morning Post via Getty Images)

1940年にアメリカンコミック『バットマン』に初登場したキャラクターで、バットマンの宿敵として「犯罪界の道化王子」「虐殺する宮廷道化師」などの呼び名がある。ちなみに恋人ハーレイ・クインは、映画『スーサイド・スクワッド』『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』でマーゴット・ロビーが演じている。

ジョーカーは、知性とユーモアのあるサディスティックなサイコパスとして描かれ、バットマンに追いつめられて化学薬品のタンクに落ち、緑色の髪、白い肌、赤い唇、裂けた口という外見に変化した。ファッションは、パープルのジャケットがトレードマークである。

実はサイレント映画『笑う男』(1928)の主人公がモデルと言われており、悪逆非道の過去には多くのバリエーションがあるが、どんな人間でも彼のようになる可能性があると示唆されたエピソードが印象的だ。

シーザー・ロメロ

BATMAN - "The Joker Goes to School" - Airdate March 2, 1966. (Photo by Walt Disney Television via Getty Images Photo Archives/Walt Disney Television via Getty Images) CESAR ROMERO

1907年アメリカ出身。1966〜1968年のTVシリーズ『怪鳥人間バットマン』に登場した初代ジョーカー俳優。コミック発表当時は闇を抱えた暗いキャラクターとして誕生したジョーカーだったが、テレビの倫理規定により、ここでは単なるイタズラ好きのマヌケな悪役として描かれている。

髪の色は緑色というより金髪。ペンギン男やキャットウーマンというお馴染みのメンバーと軍団を結成し、他愛のない悪事をしてはしゃぐ姿が牧歌的で微笑ましい。幼い子供にウケやすいコメディ路線のジョーカーとして貴重な作品。

ジャック・ニコルソン

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1937年アメリカ出身。アカデミー賞ノミネート12回、受賞3回という経歴を誇る名優。ティム・バートン監督によるシリーズ第1作『バットマン』(1989)に登場し、その後のジョーカーのイメージを決定づけた。マフィアの始末屋だった彼が、バットマンとの戦いによって薬品タンクに落ちてしまい、変わり果てた己の姿を見て発狂してジョーカーになってしまう。

そもそもジャック・ニコルソン本人の目が笑っていないので、声高な笑い声の裏に隠された絶望と憎悪が否応なしに滲み出る。遊ぶように殺人を犯す残虐非道な男だが、人前に出る時は肌色のファンデーションをしているといういじらしくもお茶目な面もあり。

ヒース・レジャー 

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1979年オーストラリア出身。クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(2008)に登場し、「人間の本質が悪だということを認めさせたい」というただそれだけの理由で、人間の良心をどこまでも試し続ける残酷性が衝撃を与えた。撮影後に急死してしまったが、この役でアカデミー賞助演男優賞を受賞した。

のっぺりとしたピエロ風白塗りではなく、指を使ってまだらに化粧を施しているのが特徴。目の周りをパンダのように黒く塗るアイメイクが流れているため、泣いているようにも見える一方、視線がわかりづらくて落ち着かない。看護師の格好をするシーンが可笑しいやら怖いやらで、コスプレするジョーカーは彼だけだ。

ジャレッド・レト

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1971年アメリカ出身。デヴィッド・エアー監督の『スーサイド・スクワッド』(2016)に登場するが、銀歯で全身タトゥーの痩せた男なので、髪が緑色でなければジョーカーだとわからないだろう。主人公ではないため出番が少なく、悪事のスケールも刑務所を爆破する程度なのは致し方ない。

精神異常者たちと面会して役作りに励んだジャレッド・レト。本気度を示すため、共演者に動物の死体などを送りつける嫌がらせまでしたという。そんなイカレたチンピラのようなジョーカーだが、若すぎて違和感がありつつも、どこにでもいそうな感じということでアリかも。

キャメロン・モナハン

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1993年アメリカ出身。2014~2019年のTVドラマ『GOTHAM/ゴッサム』に登場する双子の兄弟を1人2役で演じ、虐待や家庭崩壊、骨肉の争いを通してジョーカーになっていくという異色の設定が注目された。ゴッサムシティを舞台にしているため、ある程度元ネタを知っていた方が楽しめるパロディドラマである。

死後に顔の皮を剥がされ、それをホッチキスで留め直して蘇生させられたり、薬品タンクに漬けられて腐敗したりして、なんでここまで外見を…歴代の中ではトップクラスの超グロテスクなジョーカーだ。兄弟で1人のジョーカーになったとも言えるかもしれない展開が斬新。

ホアキン・フェニックス

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1974年アメリカ出身。ジョーカーの誕生秘話を描いたトッド・フィリップス監督の映画『ジョーカー」(2019)で、アカデミー賞主演男優賞を受賞。孤独な大道芸人が、悲劇的な生い立ちや社会からの冷たい仕打ちに苛まれ、やがて鬱積した狂気を暴走させていく。

それまでのジョーカーに比べると非常に人間味があり、一歩間違えば誰もがジョーカーになり得るというリアリティを感じさせる。大ヒットにより社会現象にまで発展したため、アメリカでは上映禁止する劇場もあったという。肩甲骨を翼のように動かしながら死のダンスが強烈に印象に残る。

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