『ロキ』最新予告編解禁 “もう1人のロキ”登場で予測不可能な展開に

 俳優トム・ヒドルストンが主演するマーベル・スタジオのドラマシリーズ最新作『ロキ』(ディズニープラス/毎週水曜16時配信)の第4話配信を前に、予測不能な展開に拍車がかかる最新予告編が解禁された。

 本作は、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でロキが四次元キューブを使い、アベンジャーズの元から逃げ去った後の物語。時空を超えて逃げ出したロキは、歴史を改変した罪により“時間の流れを守っている”という謎の組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、自由の身となるためさまざまな時代で世界を混乱に陥れる、ある危険な“時間犯罪者”を捕らえるミッションに協力することに。

 TVAエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)と共に時の流れを乱す犯人を追うロキだが、実はその正体は、別の時間軸を生きるロキの“変異体”シルヴィ(ソフィア・ディ・マルティーノ)だった。彼女は、ロキと同じアイデンティティーを持ち、人を言葉巧みに操り、いつ誰を裏切るか分からないミステリアスな魅力を放つ〈もうひとりのロキ〉。ロキはTVAを乗っ取る裏切り計画にシルヴィを利用しようとするが、彼女自身も何か大きな秘密と目的を抱えている様子。互いを全く信用していないロキとシルヴィだが、TVAの追手から逃げ出した結果、いん石で崩壊寸前の惑星に到着してしまい、生き残るため仕方なく手を組むことに…。しかし、2人の運命のタイムリミットはすぐそこに迫っていた。

 予告編では、これまでの展開を振り返りながら、先が全く予想できない第4話以降の映像が矢継ぎ早に映し出される。周囲を振り回す〈裏切り王子〉ロキに加え、“もうひとりのロキ”シルヴィも現れたことで、だまし合いは加速し、予測不能な展開に拍車がかかっていく。

 ロキのような姿をした謎の幼い少女や、まだまだ何かを隠している様子のTVAの全貌など、物語の“謎”はさらに拡大。メビウスがロキに「望めば何にでもなれる。善人にさえもね」と語りかけるなど、改心するロキの未来も想起させるが果たして…? ロキとシルヴィ、そしてTVAの本当の目的とは?

 ロキを演じるトム・ヒドルストンは「僕はロキが大好きなんだ。彼は複雑で幅の広いキャラクターだから、今回もまだロキの新しい側面を発見していた。観客の皆がロキの物語を楽しんでくれることを願うよ」と語っている。

 ドラマシリーズ『ロキ』は、ディズニープラスにて毎週水曜16時配信。

2021/6/29 17:00

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