ダウンタウン松本人志「民放20年ぶりコント」!【女子が選ぶ今好きな“コント師”】トップ10

 6月12日に放送された『キングオブコントの会』(TBS系)にバイきんぐ、東京03、シソンヌ、ハナコら歴代『キングオブコント』チャンピオンが集結、ダウンタウンの松本人志(57)、さまぁ~ず、バナナマンとともに繰り広げたコントの数々が話題になった。松本は、約20年ぶりに民放で新作コントを披露。これにはお笑いファンだけでなく、熱狂したお茶の間の視聴者も多かったことだろう。そこで今回は10~30代の女性100人に「今いちばん好きなコント師」について聞いてみた。

 第2位は、東京03と千鳥が同率でランクイン。

『キングオブコントの会』にも出演していた2009年『キングオブコント』チャンピオンの東京03は、飯塚悟志(48)、豊本明長(46)、角田晃広(47)のトリオグループ。2003年に飯塚と豊本のコンビ、アルファルファに角田が加わることで結成された。

 得意とするのは日常系コントで、何気ない日常の人間模様を題材に、空気が読めない角田の言動とそれに乗っかる豊本の淡々としたボケ、常識人の飯塚によるツッコミを繰り広げる。まるで1つのドラマを見てるかのようなコントが魅力だ。

 2006年第4回『お笑いホープ大賞』(フジテレビ系)で大賞、『キングオブコント2009』(TBS系)で優勝し、一躍売れっ子になった。バラエティ番組などにひっぱりだこだが、どんなに忙しくても2004年から行っている単独ライブは欠かしたことがなく、常に新作コントを作り続けている。

 一方の千鳥は、高校時代からの同級生でNSC大阪校21期生の大悟(41)とノブ(41)が2000年に結成したコンビ。岡山弁と大阪弁が交じり合った独特の方言が特徴で、チンピラ風のボケの大悟とそれをいさめるツッコミのノブのテンポよいやり取りが魅力。ノブの「クセがすごい!」「○○じゃ~」などは千鳥の代名詞ともなっており、ノブのツッコミの技量は芸人のなかでもトップクラスといわれている。

 漫才メインのコンビだが、コントでは大悟が最も尊敬する芸人であり“友達”だったと語る故志村けんさんの影響が強く、まさに「クセの強い」キャラクターが多く登場するのも特徴だ。

 2004年『ABCお笑い新人グランプリ』(朝日放送系)で最優秀新人賞、2005年、2007年の『NHK上方漫才コンテスト』で優秀賞を獲得。現在は『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)、『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)などの冠番組をはじめ、『クイズ!THE違和感』(TBS系)など、多くのレギュラー番組で活躍している。

■ナンバーワンはあの好感度コンビ

 第1位は、サンドウィッチマン。

 伊達みきお(46)、富澤たけし(47)の東北出身コンビ。2人は高校時代、ラグビー部で知り合い、高校卒業後芸人になりたかった富澤が一般企業に就職していた伊達を熱心に勧誘し、1998年にコンビ結成した。長い下積み時代を経て、2007年に『M-1グランプリ2007』(テレビ朝日系)で、史上初の敗者復活枠からの優勝をはたし、一夜で売れっ子となった。

 コントのネタ自体は日常系をメインとしたオーソドックスなものだが、富澤のボケとそこにするどく切り込む伊達のツッコミの独特の間に、あのビートたけし(74)が「サンドウィッチマンの漫才は、まねしようと思ってもできない」と絶賛。松本人志もサンドウィッチマンのネタ番組は思わずチャンネルを止めてしまうと高く評価している。ピザのデリバリーや、ハンバーガー店、ガソリンスタンドコントなど、多くの人気コントネタがある。

 漫才とコントが融合したスタイルを得意としており、2009年の『キングオブコント2009』で準優勝、同年ビートたけしが審査委員を務める『東京スポーツ』の第9回「ビートたけしのエンターテインメント賞 日本芸能大賞」で、日本芸能大賞を受賞している。

 2人とも体格がよくて一見コワモテだが、コンビ仲が良く、地元を大切にする姿勢など、人柄のよさも人気。視聴者からは「誰も傷つけない笑い」と評価され、ネタでもフリートークでも特定の誰かを揶揄したり、攻撃したりすることはない。富澤の「ちょっと何言ってるか分かんない」と、伊達の「カロリーゼロ理論」などのフレーズもお茶の間で愛されている。

 TOP10は中堅芸人の人気が根強く、第7世代芸人からのランクインはEXITのみだった。詳細は次ページで!

2021/6/29 9:00

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