「1か月の小遣い額」全国3位に香川県?47都道府県「お金の県民性」

拡大画像を見る

 生まれ育った土地によって、お金との関わり方に特徴が出るつまり、“お金の県民性”があるという。

『おんなの県民性』(光文社刊)などの著作がある、経営コンサルタントの矢野新一氏は次のように言う。

「5月に発表された総務省の家計調査(2020年)を基に分析すると、貯蓄に回す割合が多い都道府県は、1位が愛知県、2位が徳島県、3位が京都府でした。これらの地域は、堅実な県民性であると言えます」

 上位県の数値の高さには、歴史的な背景も関係しているようだ。

「愛知県は、戦国時代に尾張藩が勤倹貯蓄を激励していたという背景もあって、日々の生活が堅実な人が多い。また、徳島県は藍商人や木造商人を出してきた地域だけに商人気質が強い。貯蓄したお金を元手に商売して増やすタイプが多いとも言えますね」(前同)

 そこで今回は、『週刊大衆』ならではの観点から、「お金と県民性」を徹底調査してみた。

 前述の貯蓄率で、最下位だったのが沖縄県だ。

「でも、住宅ローンなどの負債額は全国で最も少ない236万円なんです。貯蓄も負債も少ないので、貯蓄率だけで貧乏とは言えないでしょう」(地元紙記者)

 一方、小遣いの額と貯蓄率の高さは比例しないことが判明した。「1か月の小遣い額」を見ると、トップ3は東京都、大阪府、香川県で、貯蓄率の上位3県とは異なる県名が並ぶ。

「やはり都市部が強いですね。都市圏は“家計の中に負担”があるように思います。夫婦共働きで収入があるので、お小遣いは多い一方、仕事も子育ても忙しくて大変でしょう」(経済評論家の森永卓郎氏)

■それぞれの結果には理由がある

 意外に思えるのが、3位の香川県。大都市圏ではない“うどん県”が上位に入っているのは、なぜか?

「香川女性は経済観念が発達していて、生活費のやりくりが上手。結果的に、自分たちのために使える額が高くなるのだと考えられますね」(前出の矢野氏)

 お次は「自分が倹約家・浪費家だと思うか」という問いへの答えだ。倹約家県の1位は、千葉県と鹿児島県の名が並んだ。

「温暖な気候で海の幸も豊富な千葉県の人は、享楽的といわれています。そのため、『東京ディズニーランド』で結婚式を最も挙げるなど、ハデ婚も多い。つまり、ここぞというときに思い切ってお金をかけるが、日々の生活は倹約しているのでは」(前同)

 では、貯蓄率ではランク外だった鹿児島県が、倹約家を自負するのは、なぜか。

「昔からの九州男児的な男性優位の風土は残っていますが、近年は女性の立場も強くなっています。もともと、鹿児島女性は“薩摩おごじょ”と呼ばれ、美人で優しくて、芯も強い。しっかり倹約して、家庭を守っているんでしょう」(同)

 一方、浪費家を自負するのは、群馬県と山梨県だ。

「一世帯当たりの自動車の保有率で見ると、群馬が4位、山梨は11位と高い。車で分かるように、ここぞで大きな買い物をする傾向があります。特に群馬県人は宵越しの銭は持たない上州気質。大型家電量販店激戦区の高崎市では、最新の高級家電がよく売れるそうです」(経済ジャーナリスト)

 現在発売中の『週刊大衆』7月12日号ではさまざまなお金にまつわる県民性をランキングで紹介している。

関連リンク

  • 6/28 7:15
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます