ある少年たちのお願いが叶った 七夕の奇跡
7月7日は七夕。ショッピングモールや公共施設で七夕飾りがおいてあると、大人でもつい書きたくなってしまいますね。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るいだして、世間全体に暗い雰囲気が漂っていた2020年の七夕、福井県で起きた小さな奇跡がありました。
きっかけは、福井県小浜市の『若狭おばま観光協会』が投稿した1枚の写真でした。小浜商工会議所青年部が、観光案内所に設置した七夕飾りの写真を、Instagramにアップしました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
すると、この投稿を見た京都府に在住の男性が、わざわざ小浜市を訪れ、若狭おばま観光協会に新幹線のおもちゃをプレゼントしてくれたのだそうです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ことのいきさつを知った小浜商工会議所青年部は、あの手この手で短冊を書いた少年を探し出し、書いたのは、当時4歳の双子の男の子と分かりました。
そして、2020年8月1日、地元の新聞社などが見守る中、商工会議所で贈呈式がありました。
男性の手から、直接男の子たちに新幹線のおもちゃがプレゼントされ、2人ともとっても喜んでいたそうです。
長引く自粛で、我慢しているのは大人だけでなく子どもたちも同じ。
思うように外遊びができなかったり、色々な経験ができない中、見ず知らずの大人が七夕のお願いを叶えてくれたことは、きっと深く心に残ることでしょう。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
出典 wakasaobama