鹿島がJ1初のホーム通算300勝! 柏は劇的逆転勝利で9戦ぶり白星/J1第20節
明治安田生命J1リーグ第20節の6試合が27日に行われた。
鹿島アントラーズはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、4-0で大勝。今季のJ1リーグ初得点を挙げたエヴェラウドが、ディエゴ・ピトゥカや常本佳吾のJリーグ初得点も演出するなど八面六臂の活躍を披露した。なお、鹿島はJ1リーグ史上初めて、ホーム通算300勝を達成したクラブとなった。
2位の横浜F・マリノスはオウンゴールが決勝点となり、徳島ヴォルティスに1-0勝利。連勝を「4」に伸ばし、3位名古屋グランパスとの勝ち点差を広げた。
ホームにアビスパ福岡を迎えた浦和レッズは、小泉佳穂が自身J1初得点となる強烈なミドルシュートを突き刺すなど2点を奪取。終盤にはキャスパー・ユンカーがPKを失敗して2試合連続無得点に終わったものの、2-0の快勝で5位に浮上した。
FC東京はレアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラ、小川諒也が得点を挙げ、前半のうちに三竿雄斗が退場した大分トリニータを撃破。3-0の快勝で今季初の3連勝となった。
柏レイソルは湘南ベルマーレを4-2で下し、リーグ戦9試合ぶりとなる白星を収めた。試合は18分に町野修斗の得点で湘南が先制すると、柏は50分にペドロ・ハウルがPKを成功させて追いつく。湘南は57分、タリクがネットを揺らしたものの、主審のオンフィールドレビュー(OFR)によって得点は取り消しに。それでも、78分にウェリントンが正真正銘の勝ち越し点をマークする。さらに84分、町野がダメ押しの3点目を挙げたかに思われたが、これもOFRで取り消される。すると後半アディショナルタイム3分、大南拓磨が押し込んで柏が同点に追いつくと、同9分にクリスティアーノが逆転ゴールをマーク。さらに同12分にはハウルがダメ押しの4点目を奪った。
清水エスパルスと対戦した横浜FCは、45分に渡邉千真が先制点を挙げたものの、リードを守りきれず81分に失点。1-1で引き分けて4連敗を止めたものの、リーグ7戦未勝利となった。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■試合結果
▼5月12日(水)
ガンバ大阪 1-2 サンフレッチェ広島
川崎フロンターレ 2-2 ベガルタ仙台
▼6月27日(日)
横浜FC 1-1 清水エスパルス
徳島ヴォルティス 0-1 横浜F・マリノス
鹿島アントラーズ 4-0 北海道コンサドーレ札幌
浦和レッズ 2-0 アビスパ福岡
FC東京 3-0 大分トリニータ
湘南ベルマーレ 2-4 柏レイソル
▼7月17日(土)
19:00 セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸
19:00 サガン鳥栖 vs 名古屋グランパス
■順位表
1位 川崎F(勝ち点55/得失点差+36)
2位 横浜FM(勝ち点40/得失点差+20)
3位 名古屋(勝ち点37/得失点差+9)
4位 神戸(勝ち点34/得失点差+11)
5位 浦和(勝ち点34/得失点差+4)
6位 鳥栖(勝ち点33/得失点差+13)
7位 鹿島(勝ち点32/得失点差+12)
8位 FC東京(勝ち点31/得失点差0)
9位 広島(勝ち点29/得失点差+3)
10位 福岡(勝ち点29/得失点差-1)
11位 札幌(勝ち点25/得失点差0)
12位 C大阪(勝ち点23/得失点差+2)
13位 湘南(勝ち点21/得失点差-4)
14位 清水(勝ち点19/得失点差-7)
15位 徳島(勝ち点19/得失点差-9)
16位 柏(勝ち点17/得失点差-10)
17位 仙台(勝ち点15/得失点差-17)
18位 G大阪(勝ち点14/得失点差-7)
19位 大分(勝ち点13/得失点差-17)
20位 横浜FC(勝ち点8/得失点差-38)
■次節の対戦カード
▼5月12日(水)
名古屋 0-2 鹿島
▼6月2日(水)
横浜FC 0-2 川崎F
▼7月3日(土)
18:00 神戸 vs 湘南
19:00 仙台 vs 浦和
19:00 柏 vs 横浜FM
19:00 広島 vs 鳥栖
▼7月4日(日)
13:05 札幌 vs 徳島
18:00 清水 vs 大分
▼7月17日(土)
18:30 福岡 vs G大阪
▼7月21日(水)
19:00 C大阪 vs FC東京