明治安田生命J1リーグ第20節が27日に行われ、FC東京と大分トリニータが対戦した。

　FC東京は24分、ブラジル人トリオの連係から先制。アダイウトン、レアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラとつなぎ、D・オリヴェイラのリターンパスを受けたレアンドロは、ペナルティエリアの外で右足を振り抜く。シュートは相手DFに当たって軌道が変化し、ゴールに吸い込まれた。

　追う展開となった大分は35分、三竿雄斗が東慶悟へのハイキックで一発レッドカードを提示されて退場。残り時間を10人で戦うことになった。

　FC東京は45分、右サイドから東が送ったクロスに中央のD・オリヴェイラが頭で合わせ、ゴール左下隅に流し込んで追加点。FC東京は2点リードで折り返すと、後半開始早々に3点目を獲得。左サイドからバングーナガンデ佳史扶が送った低いクロスは相手GKに処理されたが、こぼれ球を小川諒也が左足ボレーで豪快に押し込んだ。

　FC東京は65分、アダイウトンが鋭いドリブルでペナルティエリアに侵入。最後は左寄りの位置から左足で狙ったが、惜しくも左のポストに弾かれた。

　試合はこのまま終了し、FC東京は今季初のリーグ戦3連勝、大分は2試合ぶりの黒星でリーグ戦3試合未勝利となった。次節、FC東京は7月11日にアウェイで湘南ベルマーレと、大分は同4日にアウェイで清水エスパルスと対戦する。

【スコア】

FC東京　3－0　大分トリニータ

【得点者】

1－0　24分　レアンドロ（FC東京）

2－0　45分　ディエゴ・オリヴェイラ（FC東京）

3－0　47分　小川諒也（FC東京）