息子が虫歯になるリスクが…! 義両親に「やめてください」と言えなかったこと【なんとかなるから大丈夫! Vol.23】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。
今回は、義両親に「やめてください」と言えなかったことについて書きたいと思います。
結婚を機に同居を始めて、来月で11年です。
子どもが生まれてからというもの、本当はしてほしくないけれど「やめてください」と言えなかったことも、それなりにありました。
例えば、息子がまだ1歳のころでしょうか、息子にご飯を食べさせる際に義両親は自分の唇にスプーンを当てて、食べ物の温度を確認していました。
■義両親に息子が虫歯になるリスクについて伝えられなかった
初めての育児に、分からないことばかり。
分からないことがあると、ネットで検索ばかりしていました。
子どもの虫歯は親からうつる、大人が使ったスプーンで子どもに食べ物を与えたり、熱い食べ物をフーフーして子どもに与えることにも、虫歯になってしまうリスクがあるなど、さまざまな情報がありました。
本当にそうなのか、詳しいことは分かりませんが、虫歯になるリスクがあることはしたくなかったのです。
私自身、幼稚園の頃から虫歯がたくさんあり、歯医者さんとお友だちになるくらい通っていたので、息子が子どものうちは歯を守ってあげたい、と思っていました。
そんなこともあり、大人の唇に子どものスプーンをつけるというのは、私にとって、とても衝撃的だったんですね。
考えてみると、私は息子が生まれてからの1、2年、とても神経質になっていました。
ですが、義両親は息子のことをとても大切に思ってくれていると感じていたので、あまりうるさいことを言いたくありませんでした。
その結果、私が使っている歯磨き粉の何倍もするような、高い歯磨き粉を息子に使っていたこともありました。
息子が3歳になってからは、定期的に歯医者さんへ通うようになりました。
現在、息子は5歳。
虫歯はまだありません。
もし息子が虫歯になっていたら、あのとき義両親に「やめてください」と言えなかったことを後悔していたかもしれません。
他にも、言えなかったことがたくさんあります。
■「やめてほしい」という気持ちも「ありがたい思い出」に変わっていった
何でもない日にケーキを買ってきたり、甘い菓子パンを続けて買ってきたり、おやつを買ってきたり。
本人が喜ぶからといって、そんなに甘いものばかり食べさせないでほしい、と思うことは多かったです。
体に影響がなければまだ気にならなかったのかもしれませんが、息子はアトピー体質のため、食べ物に気をつけていた時期があり、余計に気になっていたのだと思います。
また、何でもない日におもちゃを買うというのも、ちょっと買いすぎじゃないか…、また物が増える…と私にとっては悩みの種でしたが、息子にとっては、嬉しい出来事だったと思います。
「やめてください」とは言えなかったですし、言わなかった私でしたが、少しずつ少しずつ、自分の考えを義両親に伝えらるようになりました。
今では息子が大きくなってきたこともあり、神経質だった私も少しずつ落ち着き、「やめてください」と言いたいようなこともほとんどありません。
毎日、楽しそうにしている息子を見るたびに、同居してよかったなぁと思います。
こちらが説明すれば分かってもらえる義両親なので、気持ちよく同居ができるのだと思っています。
やめてほしいな、と思うようなことも時間がたってみれば、ありがたい思い出に変わるような気がします。
これからも、息子と一緒に同居生活を楽しんでいきたいと思います。