嵐の二宮和也（３８）が、妻のＡ子さん（４０）、生後３か月の娘とともに６月１８日からＡさんの故郷である秋田県に帰省をしていたと同月２４日発売の 『週刊文春』（文藝春秋）が報じた。

　記事によると二宮は、Ａさんの実家に２泊して６月２０日に帰京。秋田に滞在している間はＡさんとショッピングモールに行くなどしていたという。

「二宮がただ妻の実家に帰省していただけならいいのですが、問題は秋田を訪れていた日程です。二宮たちが秋田入りしたという６月１８日は、まだ東京都の緊急事態宣言が解除される前のこと。そのため、“二宮、緊急事態宣言のなか秋田へ不要不急の外出してたとか本当にドン引きなんだけど”“緊急事態宣言が出てるのに秋田行くな”といった批判もＳＮＳには寄せられていましたね」（女性誌記者）

　二宮が秋田県入りする１週間前の６月１１日、秋田県の佐竹敬久知事（７３）は臨時記者会見で、「緊急事態宣言、あるいはまん延防止等重点措置の地域を中心に、県外との不要不急の往来については十分に控えていただければ幸いでございます」「秋田県にデルタ株が入り込みますと非常に重大な状況になります。特に東京都等との往来については十分に注意するよう、重ねてお願い申し上げます」とのメッセージを発信していた。

■バレないと思っていた？

　二宮自身も、６月１７日に行われたＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『ジャにのちゃんねる』の生配信で「今、まだ緊急事態宣言でしょ？　やっぱそれが明けないことにはできないわけだからね。旅とかはね」と発言している。

「菅義偉首相（７２）が、沖縄県を除く９つの都道府県で緊急事態宣言を６月２０日で解除することを決定したのは６月１７日のことでした。二宮さん自身も緊急事態宣言を意識する発言をしているにもかかわらず、秋田に行ったことにジャニーズ事務所も怒っているといいますね。

　生まれたばかりの子どもを義理の両親に見せたい気持ちは理解できるにしても、なぜもう少し我慢ができなかったのか、と二宮さんの行動を疑問視しているという話ですね」（芸能プロ関係者）

　自身が直前に、旅はできない、と話していながら、強行されたＡ子さんの実家への里帰り。

「二宮さんはどうやら今回の帰省をジャニーズ事務所に内緒にしていたようですね。それもあって、事務所が怒ってしまっているとか。二宮さんからしてみれば、事前に事務所に言えば許可されるはずがない。もしかしたら、東京より人通りが少ない秋田県ならバレるはずはない、と考えたのかもしれませんね」（前同）

■写真もバッチリ「文春砲」の裏側は――

『週刊文春』では、６月２０日に義理の両親と秋田空港で別れる際の姿や、ベビー用品店の駐車場でＡ子さんと腕を組みながら歩く二宮の姿など、現地で撮影された写真も掲載している。

「秋田県に行っていたことが報道でバレてしまったのは、二宮さんも大誤算だったでしょう。ただ、なぜ記者がこんなプライベートな情報を聞きつけたかが引っかかりますよね。このタイミングで、たまたま東京で二宮さんをずっと張り込んでいて、動きがあったから秋田に同行したなんてことは、天下の『週刊文春』でもありえない。何もないのに、記者をベタ付きさせる余裕なんてないでしょう。

　報道を読む限り、二宮さん家族は飛行機で秋田県まで行っているので、チケットでも確認しない限り空港でチェックインされたら行き先がわからなくなってしまいます。たまたま別の取材で秋田県に行っていた記者が二宮さんたちと鉢合わせた、という偶然も考えづらいですよね」（前出の芸能プロ関係者）

　夕刊紙デスクは、

「実は、他誌も今回の二宮の秋田帰省について動いていたとの話も聞こえてきています。そう考えると、二宮が帰省することが、事前に漏れていた可能性があるんです」

　と話し、こう続ける。

「Ａ子さんが事前に両親に帰省すると報告していて、その話を両親が親族やご近所さんにしていたとします。Ａ子さんが子どもを連れて帰るということは、夫である二宮さんもやってくるという想像がつきますし、そうなればスーパースターが近所にやってくるかもしれない、と騒ぎになって話が広まる。それがタレコミにつながった可能性は考えられるでしょうね。

　ただ、そんなことは少し考えれば分かりそうな話ですよね。緊急事態宣言は６月２０日まで待てば解除されると分かっていたにもかかわらずその期間中に秋田入りしてしまったことも含めて、今回は義理の両親に子どもを見せるための帰省とはいえ、二宮の脇の甘さが露呈してしまったと言えそうです」（前同）

　あらためて、常に注目されるスーパースターであると証明された二宮。くれぐれも、行動にはご注意をーー。