「ビールに合う、といえばコレ!」話題の店の“たまらなく飲みたくなる逸品”3選

ビールが一層美味しくなるこの季節。

最高の一杯を堪能すべく、ビールに合う「逸品」を求めて話題沸騰中の店を徹底リサーチ!

「これを食べずして、2021年は語れない!」といえる、究極の3品をご紹介。

必ずやビールの美味しさを最高峰まで引き上げてくれるだろう!

※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

1.『フリーマン食堂』の「NYスタイルパストラミサンドイッチ」

現地そのままなNYスタイルのBBQメニューとクラフトビールが人気を集めている『フリーマン食堂』。2020年10月に幡ヶ谷の西原商店街にオープンし、すっかり街の景色に溶け込んでいる。

NYで暮らしていた頃に自己流でBBQを研究し、技術を磨いていたというシェフのジェレミー・フリーマンさん。

ケータリングやパーソナルシェフをしていた妻のマイコさんと日本に移り住むことになり、自慢のBBQが主役の店を開店した。

「NYスタイルパストラミサンドイッチ」2,400円。バンズは地元の『カタネベーカリー』のもの。昼は、サラダかスープかポテトサラダ付きで2,000円とお得。「ブルックリンラガー」は1,300円

分厚いのにホロホロ!奥深い味わいのビーフとライトなビールが最高の相性

さて、この「NYスタイルパストラミサンドイッチ」、まず驚愕するのが肉の厚み、そして重量。最低9日間かけて完成するパストラミビーフを約250g挟んでいるというから、ご覧の通り、堂々メインディッシュの風格だ。

「口元に運んだときに漂う燻香やスパイスの香り、口の中にほとばしる牛肉の濃厚な味わいをトータルで楽しんでほしいから、ぜひガブッと!」とマイコさん。

つい、ナイフ&フォークが欲しくなりそうだが、ぜひガブリといってほしい。

合わせるビールは、NYつながりで「ブルックリンラガー」を。アメリカでは〝クラフトビールのパイオニア〞と呼ばれるほどのメジャーな銘柄だ。

麦芽の苦味やホップの華やかな香りと、爽やかで軽快な口当たりがバランス良く、噛みしめるほどに旨みが満ちるサンドイッチに寄り添う。

店内はフランクな雰囲気。シェフが元レゲエDJということで、レコードなどが並ぶ。

ビール×唐揚げという鉄板の組み合わせ。だが、この店の唐揚げは一味違う!

2.『青山シャンウェイ 渋谷』の「毛沢東唐揚げ」

昨年7月、渋谷の「ミヤシタパーク」に、『青山シャンウェイ』の新店が誕生。若い客層が多い土地柄、小皿料理を充実させた中華居酒屋風の気軽さが、この地に見事にハマっている。

『シャンウェイ』といえば、あの『孤独のグルメ』にも登場した「毛沢東スペアリブ」で知られる鉄板中華。

渋谷店でもその名物はいただけるが、注目すべきは渋谷店で人気の「毛沢東唐揚げ」だ。

「毛沢東唐揚げ」970円(10個)。辛旨な味わいが後を引く「特製スパイスチップ」は、300円で販売もしている。それだけでもアテになる逸品だ。「サッポロ生ビール黒ラベル」は690円

熱々の唐揚げにかかる究極の辛旨スパイスは、ビールと相思相愛で発汗を促す!

ビールと唐揚げは、言わずもがな鉄板の組み合わせ。ニンニク、生姜、豆板醤で一晩寝かせた鶏モモ肉を、高温の油でカラッと二度揚げしてクリスピーな食感に。

さらに唐揚げとビールの相性を青天井に押し上げるのが、伝家の宝刀「シャンウェイ特製スパイスチップ」だ。熱々の唐揚げに、スパイスチップをこれでもかと振り掛け、その味にトドメを刺す。

揚げ玉ねぎ、揚げニンニク、唐辛子、クミン、干しエビなどを調合したスパイスチップの辛さと痺れが絡みつき、汗が吹き出してくる。

炎上する口の中に、ビールをぐいっと流し込む爽快感といったら言葉を失うほど。

麦の香りと爽やかな後味の「サッポロ生ビール黒ラベル」が、スパイスの余韻は残しつつ油をさっと流し、また次の一口へと手が伸びる。これぞ最強タッグだ。

大箱なので入りやすいのも嬉しい。今の時期はテラスも人気。

居酒屋のあの定番メニューを進化させた「ポテたま」が大人気!

3.『酒羅場』の「ポテたま」

ここ数年、三茶人気が高く、ホッピングする人で賑わいを見せていた。

そんな街に昨年7月に誕生し、直後からSNSを中心に爆発的な人気となったのが、居酒屋『酒羅場』だ。その理由のひとつが、インスタで「映える!」と注目されたおつまみの数々。

なかでも、居酒屋の定番・ポテサラを進化させた「ポテたま」が話題に。

ポテサラon半熟卵の破壊力あるビジュアルと、技の利いた味わいに箸が進む「ポテたま」429円。頼みたくなる料理のネーミングも秀逸だ。「ザ・モルツ」363円と、ドリンクも破格で提供

とことん、じゃがいも!見た目以上に骨太な味わいで、コク豊かなビールがススむ!

見た目は普通のポテトサラダの卵のせだが、細部を見ていくと、そのこだわりに驚く。

マッシュポテトには、マヨネーズの代わりに粒マスタードを加えた特製の和風ドレッシングを合わせ、ほんのり酸味をプラス。そこへ、じゃがいもの甘さを引き立たせるべくアンチョビを隠し味に加え、甘みと塩味をいい塩梅に。

ポテサラにはサイコロ状の揚げじゃがを忍ばせており、サクサクねっとりな2つの食感の重なりがこれまた楽しい。

まずはそのまま味わい、お次はてっぺんに鎮座する半熟卵にいざナイフ入刀。旨みを纏ったじゃがいもとコク深い卵黄のハーモニーが奏でる、罪深き一品が完成する。

合わせるビールは、ポテサラの存在感に負けない旨みやコクが複層的に味わえながらも、飲み心地の軽い「ザ・モルツ」。

骨太な味わいとビールのこれ以上ない相性に、酒席の序盤から唸らされることだろう。

駅から徒歩2分の通り沿いの地下にあり。カウンターや立ち飲み席などもあり、若者を中心に賑わう。

2021/6/29 5:02

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