【宝塚記念 血統データ分析】牝馬の活躍が目立つディープインパクト

 27日に阪神競馬場で行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる7回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハが続き、3回がステイゴールド、ハーツクライとなっている。

 ディープインパクト産駒は[1-2-4-23]。16年マリアライトは8人気の低評価を覆す走りで勝利をつかんでいたが、その前年にあたる15年にもデニムアンドルビーが10人気2着、ショウナンパンドラが11人気3着と二桁人気で激走していた。なお、前記3頭がいずれも牝馬であるように、牡馬[0-1-0-17]、牝馬[1-1-4-6]と性別による成績の差異があることも特徴と言えるだろう。今年はカデナ、カレンブーケドール、レイパパレの3頭が出走予定。

 バゴ産駒は[1-0-0-0]。昨年、クロノジェネシスが2着に6馬身差を付ける圧巻のパフォーマンスを披露し、産駒としても初出走&初制覇を達成してみせた。今年も同馬がディフェンディングチャンピオンとして出走を予定しており、レース史上2頭目となる2連覇達成を目論む。

 キングカメハメハ産駒は[2-2-0-18]。15年ラブリーデイは6人気、18年ミッキーロケットは7人気、勝利した2頭はどちらも下馬評の高くない伏兵だった。なお、2着の2頭は12年ルーラーシップ、16年ドゥラメンテなので、叔父と甥の血縁関係にある。今年、同産駒にはシロニイが該当。

 ルーラーシップ産駒は[0-2-0-3]。2度の2着はどちらもキセキによるもので、同馬は18年2人気8着、19年1人気2着、20年6人気2着という成績を残してきた。今年もキセキが4年連続での出走を予定している。

2021/6/24 12:00

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