フジ「超悪質コピー番組」も…千鳥&かまいたちが「コピペ」被害に遭う深刻理由

拡大画像を見る

 6月17日、フジテレビは2月7日に放送した特番『超絶!THE空中サバイバル』のVTRの一部が、読売テレビが2016年と2018年に放送した『体感!奇跡のリアルタイム』の内容に酷似していたとして、公式サイトで謝罪。

「今後、放送内容の確認をさらに徹底することにより、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります」とした。

 問題となったのは、航空機事件について扱った2つのVTR。フジテレビは、読売テレビ側から、ナレーションやVTR構成、字幕スーパーの入れ方や表記がほぼ同じだという指摘を受けて、内容が酷似していることを認める謝罪文書を送ったという。

 読売テレビはフジテレビ側から謝罪文書が届いたことを明らかにし、「今回、視聴者のみなさまに混乱を招くことになったのは誠に遺憾です」とした。

「似た番組や企画が被ってしまうというのはテレビ業界でもよくある話です。しかし、ナレーションや字幕スーパーの入れ方までもが酷似しているというのはありえないこと。これではパクリではなく、それを超えたコピー番組ですよね」(制作会社関係者)

 問題の番組『THE空中サバイバル』でMCを務めたのはお笑いコンビ・かまいたちの山内健司(40)と濱家隆一(37)だった。

「かまいたちが悪いわけではありません。ただ、かまいたち、そして千鳥の2組が出演する番組は“どこかで見たことがあるような企画が少なくない”と業界的にも言われているんです。千鳥のノブさん(41)がMCを、大悟さん(41)がレギュラー回答者として出演する『クイズ!THE違和感』(TBS系)も『THE突破ファイル』(日本テレビ系)との類似性を指摘されています。

『クイズ!THE違和感』には、アイドルや芸人が実録ドラマに役者として出演する『実録!違和感ミステリー』というクイズ企画がありますが、“タレントが再現ドラマを演じ、そのドラマからクイズを出題する”というのは『突破ファイル』のウリでもありますからね」(前同)

■『千鳥のクセがスゴいネタGP』もコピペ番組?

『クイズ!THE違和感』に対しては、「もう完全に突破ファイルです #クイズTHE違和感」「実録!違和感ミステリーのときだけ突破ファイルのパクリだなと毎回思ってしまう」「なんか、アイドルや芸人使った再現ドラマからのクイズは突破ファイルと激似なんだよね」といった声が寄せられている。

「千鳥の2人がMC務める『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)に対しても、かつて大人気を誇った深夜番組『あらびき団』(TBS系)に似ているという指摘もありますよね」(前出の制作会社関係者)

 2007年から2011年まで放送された『あらびき団』は、MCの東野幸治(53)と藤井隆(49)が突飛なネタ、シュールなネタを披露する若手芸人にツッコミを入れる、というスタイルで人気を博した。

 放送作家が話す。

「『クセスゴ』も千鳥がとがったネタを披露する芸人にツッコむという内容で、『あらびき団』と基本的な構造、雰囲気は一緒と言えば一緒ですよね。千鳥はなぜか、こういったどこかで見たような“コピペ番組”に起用されがちなんです。その理由は、まず彼らが“コア向け”だからでしょうね」

 6月14日、ダウンタウンの松本人志(57)は6月12日放送の『キングオブコントの会』(TBS系)の視聴率について、ツイッターで「ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう? その指標あんま関係ないねんけど。。。」「コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやんたんです」と指摘したことで、あらためて注目を集めている“コア視聴率”。

 コア視聴率とは、商品購買力の高い13~49歳の“コア層”と呼ばれる世代の視聴率を指す。

「テレビ各局はコア層に刺さるような番組作り、そしてコア層に支持されているタレントを積極的に起用するようになってきています。千鳥の2人も若者人気が高く、圧倒的な支持を得ています。特に、大悟さんとノブさんの2人ともがしっかり笑いが取れる、というのも大きいでしょう。

 千鳥は今まさに“コア層に刺さるタレント”なんです。加えて、基本的には番組サイドから言われたことにあまり反発せずやってくれるというのも、起用が増えている理由ではないでしょうか」(前同)

■有吉弘行も「千鳥は飲み込んでやってる」と指摘

 5月20日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、MCの有吉弘行(46)が番組に関する持論を展開。ブレイク中のお笑いコンビ・ニューヨークに番組を上手く続けられる秘訣を相談された有吉は、「関係ないじゃん……スタッフ次第じゃん」と切り出す。

 そして「一言二言話せば、“この人たちはよくある企画をパクる人たちだな”とか、“オリジナリティある人で信頼できるな”って、1回会えばわかるじゃん」と続けると、ニューヨークの嶋佐和也(35)は「割り切るってことですか? 自分の番組だから口出し(はしないほうがいい?)」と尋ねる。

 これに有吉は「口出ししないほうがいいよ」とし「千鳥も黙ってやってるじゃん。『〇〇〇(音声加工)』のやつ見た? あの千鳥が飲み込んでやってる」と指摘したのだ。

「有吉さんが指摘したように、千鳥の2人は基本的に文句を言わず、番組に取り組んでくれるんです。もちろん、裏では文句も言っているようですが、基本はスタッフに言われた通りにしてくれる。ただ、それは2人にポリシーがないというわけではなく、“番組はスタッフのもの”という考えもあるのかもしれません。

 千鳥はその中で、自分たちができる最大限のパフォーマンスを見せてくれる。番組サイドがしっかり練ることができていない企画でもしっかりと面白くしてくれる能力もあるから、重宝されているのではないでしょうか。その対極にいるのが霜降り明星、特に粗品さん(28)ですよね」(前出の放送作家)

■千鳥とかまいたちは“類似タレント”

 粗品は笑いへのこだわりが非常に強く、スタッフにも高いレベルの要求をして、衝突することもたびたびあるというのはよく知られた話だという。

「粗品さんは企画に納得いかなければ、これちゃいますねぇ”と口癖のように言って注文をつけるといいます。ただ、それはお笑い愛が強さ、求めるものの高さゆえでしょう。さらにかまいたちですが、彼らは“ポスト千鳥”として重宝されているんです。

 もちろん、千鳥とかまいたちはそれぞれ違った魅力があるコンビですが、テレビ局側は2組をいい意味で“類似タレント”として扱っている。かまいたちもボケの山内さんだけでなく、ツッコミの濱家さんもしっかりと笑いを取ってくれますし、面白くない企画でも面白くしてくれる力を持っていますからね」(前出の放送作家)

 千鳥は2000年に、かまいたちは2004年にコンビを結成し、大阪で人気を博したのちに上京し、東京でも人気芸人の仲間入りを果たした。

「かまいたちは千鳥より少し若く、また千鳥と同じようにコンビの2人ともが笑いを取ることができ、さらにそこそこの清潔感もある。どうしても千鳥と同じようなキャスティングのされ方になってしまうんですよね。その結果、今回問題が指摘されてしまった『THE空中サバイバル』のMCにも、巡り巡って起用されたのではないでしょうか」(前同)

 千鳥とかまいたちは重宝されすぎるがゆえ、苦悩も多い!?

関連リンク

  • 6/23 7:25
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます