マンU、フランス代表同士のトレードを提案? ヴァラン獲得へポグバを提示か
今夏、マンチェスター・Uとレアル・マドリードのフランス代表選手同士がトレード移籍する可能性があるという。21日付けでスペイン紙『アス』が報じている。
報道によると、今夏レアル・マドリードのDFラファエル・ヴァラン獲得を目指すマンチェスター・Uが、MFポール・ポグバを取引に含めることで交渉を優位に進める可能性があるようだ。同クラブはヴァランへの要求額を満たすことに熱心ではないが、実質的なトレードでの契約に可能性を見出しているという。
来シーズン終了時点でレアル・マドリードとの契約を満了するヴァランだが、ここに来て今オフでの退団が噂されている。長らくセンターバックのコンビを形成してきたDFセルヒオ・ラモスの退団も影響していると見られており、その移籍先の有力な候補として、ヴァランの動向を注視しているマンチェスター・Uが挙がっているようだ。
また、レアル・マドリードとしても、ここ数シーズン熱視線を送っているポグバの加入には前向きとも伝えられている。同胞のジネティーヌ・ジダン監督は退任したものの、30代のMFルカ・モドリッチとMFトニ・クロースに代わる新たな中盤の柱としてポグバを迎える可能性があるようだ。さらに、ヴァラン同様来シーズン終了時点でマンチェスター・Uとの契約を満了するポグバ自身も、マドリード行きを望んでいると同紙は伝えた。
現在、共にチームメイトとしてEURO2020を戦っているヴァランとポグバだが、来シーズンは所属クラブを入れ替えて開幕を迎えているのかもしれない。