伊野尾慧&神宮寺勇太、ジャニーズ先輩後輩コンビは相思相愛「可愛くてしょうがない」

澤村御影の『准教授・高槻彰良の推察』シリーズを、東海テレビ×WOWOW共同製作で連続ドラマ化した『准教授・高槻彰良の推察』。本作で、学校の怪談や都市伝説、地方の伝承などを扱う『民俗学』を専門にしている青和大学文学部の准教授・高槻彰良を演じるHey! Say! JUMPの伊野尾慧と、高槻の助手を務めることになる文学部の大学生・深町尚哉に扮するKing & Princeの神宮寺勇太が、撮影への意気込みや、ジャニーズ事務所の先輩後輩トークを繰り広げた。

神宮寺くんは可愛くてしょうがない

――伊野尾さんは連続ドラマ単独初主演、神宮寺さんは久々のドラマ出演になりますが、どんなお気持ちで撮影に臨まれていますか?

伊野尾:単独初主演と改めて言われると「あーそうなんだ」という感じなのですが、素直にありがたいですね。でも神宮寺くんが一緒なので、そこまで肩ひじ張らず、いい緊張感と責任感を持って臨めています。良い作品になるように頑張っています。

神宮寺:僕は映像のお仕事が久しぶりだったので、不安があったのですが、お芝居の勉強をたくさんしたいと思っているので、オファーをいただいたときは、飛び上がるぐらい嬉しかったです。

――それぞれの役柄についてどんな部分を意識して役作りをしていますか?

伊野尾:大学の准教授役というのは感慨深いですね(笑)。原作がありファンも多い作品なので、できるだけ原作のキャラクター像に寄り添うという気持ちで演じています。ただ、漫画ではなく小説なので、自分のなかでしっかりイメージを膨らませて、映像化ならではの解釈を役柄に落とし込めればと思っています。あとは大学の准教授ということで、大人っぽい紳士的な部分と、自分の興味の分野になると、無邪気になるような温かみという二面性をしっかり出せればと思っています。

神宮寺:原作や台本を読んでいると、僕が演じる深町は心の奥に孤独を抱えている感じがするので、そこをどうやって視聴者の皆さんに伝えていくのかは、とても難しいなと感じています。そんな深町が、高槻先生と出会ったことで、徐々に変化していく姿をしっかり演じられたらと思っています。

――お二人は事務所の先輩後輩ですが、ドラマでは初共演なんですよね?共演してみていかがですか?

伊野尾:バラエティのゲストとかで後輩の子と一緒になることはあったのですが、こうしてドラマで6カ月近くもガッツリと共演するのは初めてなんです。もう可愛くてしょうがないですね(笑)。僕のことをすごく褒めてくれるんですよ。Hey! Say! JUMPのメンバーと一緒にいても、誰も僕のことなんか褒めてくれないですからね。ずっと撮影が続ければいいなと思っています。

神宮寺:Hey! Say! JUMPさんはツアーにつかせていただいたことがあったのですが、僕がまだ中学生ぐらいだったので、あまりメンバーの方々とお話しする機会もなく、デビューしてからも歌番組やバラエティでご一緒しても、あまりゆっくりお話をする時間ってないんですよね。僕の勝手なイメージですが、伊野尾くんは人見知りなのかなと思っていたのですが、クランクインすると、すごく優しく話しかけてくださったので、とてもありがたかったです。伊野尾くんは頭がとても良く、言葉の選び方も美しい。ご一緒していろいろと影響を受けています。

伊野尾:聞いていました?(笑)。いつもこうやって褒めてくれるんです。こんな気持ちいいことないですよ!

ジャニーズのなかの誰よりも伊野尾くんと仲良くなってやろう!

――共演が決まったときはどんな感想でしたか?

伊野尾:永瀬(廉)くんと神宮寺くん以外のKing & Princeメンバーは、僕が出演していた『メレンゲの気持ち』に来てくれたのですが、みんな結構天然な感じだったので、神宮寺くんはどんな子なんだろうって。会うのがすごく楽しみでした。

神宮寺:デビューさせていただくと、メンバーと一緒の時間がほとんどで、他のグループの先輩たちと濃厚な時間を過ごすことってほぼないので、今回のドラマで、ジャニーズのなかの誰よりも伊野尾くんと仲良くなってやろうって思っていました(笑)。

伊野尾:うん。絶対仲良くなったと思う(笑)。

――共演して感じたお互いの意外な一面は?

神宮寺:高槻先生でいる時間が長いので、だんだんトイプードルみたいに可愛く見えてきちゃっています。ワンちゃんみたいなつぶらな瞳で見つめてくださるので、ミステリーではなく、ラブコメ作品みたいな感じがしています。

伊野尾:King & Princeの他のメンバーがかなり天然な感じがしたので、神宮寺くんはしっかりもので真面目なのかなと思っていたのですが、あるとき、腕時計の時間を合わせる際に「17時に合わせてください」と言われたら、神宮寺くんが「17時って5時ですよね」って大きな声で叫んでいて……。もしかして彼も天然?って思っちゃいました。

凸凹の面白いコンビネーションを楽しんでほしい

――お二人が対峙するシーンが多いですが、印象に残った撮影エピソードはありますか?

神宮寺:どのシーンでも伊野尾くんは長ゼリフで、僕はセリフが少なくて相槌を打つ程度なんです。高槻先生と行動を共にする機会が増えてくるたびに申し訳ないなと思うようになってしまって。その分、もし自分のリアクションとか短いセリフで失敗してしまったらと思うとゾッとしてしまいます(笑)。

伊野尾:でも逆に神宮寺くんはすごいなと思うんです。ほとんど僕がしゃべっているなか、ほぼ一日中立っているなんて、僕だったら嫌ですからね(笑)。あとは、結構セリフの量が多く、僕自身がいっぱいいっぱいになってしまっていて……。そのなかで、神宮寺くんがスタッフさんとコミュニケーションをとってくれているのは、すごくありがたいです。

――都市伝説や学校の怪談的なテーマが盛り込まれていますが、そういったジャンルに興味はありますか?

伊野尾:好きです。こっくりさんとか幽霊とか。都市伝説を民俗学の話としてひも解いていて、豆知識が得られるのもドラマの楽しみの一つだと思います。

神宮寺:僕もワクワクするので好きです。都市伝説などは「信じるか信じないはあなた次第」とよく言われますが、その通りだなと。いろいろな角度から見られる作品だと思います。

――ドラマの見どころを。

伊野尾:高槻先生が、怪異現象に対して解釈を提示していく謎解きの面白さは大前提なのですが、いま大変な毎日が続いていて、立場や状況によって考え方も大きく変わる世の中が、この物語の世界観にも共通しているなと感じるんです。見方を変えれば、見えるものも変わる。そんなことを感じてもらえれば。

神宮寺:僕と高槻先生は、凸凹な感じなのですが、だからこその面白さがあると思います。僕と伊野尾くんのコンビネーションを楽しんでいただければと思います。

『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 』

2021年8月7日(土)スタート

東海テレビ・フジテレビ系全国ネット

毎週土曜よる 11時40分~12時35分

取材・文:磯部正和

スタイリスト:田中トモコ(HIKORA)

ヘアメイク:石井薫子(MARVEE)

衣装クレジット

<伊野尾慧>

・アンネームズ 

℡120-032-8216

・フェアファクスコレクティブ

℡03-6810-8330

・タテオシアン/ワールドカフリンクス

℡06-6941-6038

<神宮寺勇太>

・エドウィン

℡0120-008-503(お問い合わせ先:エドウイン・カスタマーサービス)

2021/6/22 17:00

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