オーストリアの主将アラバ、同国初の決勝T進出に歓喜「最高の幸せを感じている」

 オーストリア代表DFダヴィド・アラバが、同国史上初のEURO決勝トーナメント進出を決めた喜びを口にした。21日、UEFAが公式サイトで伝えている。

 EURO2020のグループC最終節が21日に開催され、これまで1勝1敗という成績だったオーストリア代表は、勝ち点で並ぶウクライナ代表と対戦。この試合に勝利した方がベスト16行きを勝ち取る直接対決となったなか、クリストフ・バウムガルトナーのゴールで前半に先制したオーストリアが最後まで虎の子の1点を守り切り、最終的に2位でのグループステージ通過を決めた。

 オーストリア代表はこれが同国史上初のEURO決勝トーナメント進出達成となり、主将としてチームを牽引するアラバは、母国にとっての歴史的快挙をこのように喜んだ。

「本当に良い気分だ。今日僕らが成し遂げたことに、最高の幸せを感じているよ。これ(決勝トーナメント進出)が僕らのメインとしていた目標で、それを達成できて嬉しく思うね」

 また、ベスト16の舞台で対戦することとなった、ここまで3連勝と抜群の強さを見せるイタリア代表に関しては、「僕らはグループステージでイタリアがどのようなプレーをしてきたのか見ている」とその好調ぶりを認めながらも、「僕らは夢を見るためにここにいて、フットボールではあらゆることが不可能ではないと信じている」とアップセットへの意欲を見せている。

2021/6/22 10:36

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