【ユニコーンS結果】スマッシャーが鮮やかに差し切り重賞初制覇

 20日、東京競馬場で行われたユニコーンS(3歳・GIII・ダ1600m)は、中団後方でレースを進めた坂井瑠星騎手騎乗の7番人気スマッシャー(牡3、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、直線で一気に脚を伸ばして、好位追走から一旦は抜け出した14番人気サヴァ(牡3、栗東・上村洋行厩舎)を捕らえ、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(重)。

 さらに1馬身差の3着は3番人気ケイアイロベージ(セ3、栗東・野中賢二厩舎)。3連単は79万3400円の波乱となった。

 2番人気ルーチェドーロ(牡3、美浦・高橋裕厩舎)は4着、1番人気ラペルーズ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は13着だった。

 また、11番人気ピンクカメハメハ(牡3、栗東・森秀行厩舎)は故障発症のため、向正面で競走を中止した。

 勝ったスマッシャーは、父マジェスティックウォリアー、母スマッシュ、その父キングカメハメハという血統。持ち前の末脚をここでも発揮して重賞初制覇を飾った。また、本馬を管理する吉岡辰弥調教師にとってもこれが初のJRA重賞勝利となった。

<ユニコーンSダイジェスト>

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2021/6/20 16:36

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