ユヴェントスの名誉会長ボニペルティ氏が死去…選手としてはクラブ歴代2位の179得点

 ユヴェントスは18日、ジャンピエロ・ボニペルティ名誉会長がトリノ市内で亡くなったことをクラブ公式サイトで発表した。92歳だった。

 ボニペルティ氏は18歳だった1946年夏、ユヴェントスに入団し、1961年に現役引退するまで同クラブ一筋でプレー。公式戦通算459試合の出場でクラブ歴代2位の通算179得点をマークし、5度のセリエA優勝と2度のコッパ・イタリア優勝に貢献した。また、1947-48シーズンには27ゴールでセリエAの得点王にも輝いた。

 ボニペルティ氏は1971年夏、会長としてユヴェントスに復帰した。クラブのトップとしては、9度のセリエA優勝や2度のコッパ・イタリア優勝に加え、チャンピオンズカップ(1985年)、UEFAカップ(1977年)、カップウィナーズカップ(1984年)、UEFAスーパーカップ優勝(1984年)、インターコンチネンタルカップ(1985年)と、異なる5つの国際タイトルを1つずつ獲得。合計16のトロフィーをクラブにもたらし、1990年2月に退任した。

 ユヴェントスのクラブ公式サイトは、「ユヴェントスの歴史に最も大きく貢献したレジェンドの一人であるジャンピエロ・ボニペルティは、白と黒に輝き、私たちを見守る新たな星となりました。ありがとう、そして安らかな眠りを」と、同氏に哀悼の意を捧げている。

2021/6/18 18:38

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