こんにちは、カトパンこと加藤綾子アナウンサーが結婚しましたね。お相手は「年商2000億円を超えるスーパーマーケットを運営する株式会社ロピアの2代目社長」とのこと。

　ということで今回は、カトパンの結婚相手の一般男性が経営するスーパーを訪れてみました。

◆いざ、現地へ向かう

　調べたところによると、ロピアは東京だと府中、町田、八王子など郊外にあるようです。「郊外の富裕層をターゲットにしているのだろうか」などと考えながら、東京23区内の店舗にやってきました。

　あれ？ 存外に庶民的な……と思いきや、

　ロピアじゃない！ 調べてみると、ユータカラヤとはロピアの旧社名。現在、経営するスーパーのほとんどはロピア名義で展開されていますが、数店舗だけユータカラヤ名義のものが残っているよう。

　確かにGoogleMAPでユータカラヤと表示されていたんですが、ロピアとも表示されていたので、違う店が並んでいるとばかり……。担当編集に確認したところ「運営がロピアならよいでしょう！」との返答をいただいたので、再出撃です！

◆鮮度に配慮された野菜売り場

　入店し、まず目に飛び込んできたのは青果売り場。

　……ふーん、鮮度も良さそうじゃないの。

　値段もほどほどで、ポップも見やすく、陳列されているものはほぼ国産。

◆充実の精肉売り場

　青果売り場を通り過ぎると、続いて広がるのは精肉売り場です。

　どれどれ、国産若鶏もも肉100グラム、税抜き69円……安いじゃないの。

　実はロピアの前身は肉屋。そのため、現在も食肉専門店・プライベートブランドを展開するほどお肉には力を入れているようで、品数・バリエーションともにかなり充実しています。店舗規模に比べて精肉売り場の面積が広いのも、そのためだったんですね。

◆自社製造のお得なハム・ソーセージ

　中でも力を入れているのが、ハム・ソーセージなど精肉加工食品。

　自社のハム工場で作られ、直送された新鮮な商品が店頭に並びます。

　値段も基本的に税抜き298円均一で、他社より量も多く、非常にお得な商品だと思いました。今日はこの中から、ハム、ウィンナー、ベーコンを購入してみましょう。

◆惣菜売り場にも肉を使った料理が

　次に惣菜売り場に移ります。

　おっ。閉店間際に来たので、割引シールが貼られた商品も多いですね。もともと肉屋という事前情報のせいか、フライドチキン、コロッケなどの肉料理に目が向きます。

　その中から今回は「二層の牛肉入りコロッケ」を購入。

◆向井理似の社長は熱い男だった!?

　さて、一通り回ったところで、店員さんにお店のことを聞いてみよう。パックジュースの品出しをしていた女性店員さんに話を伺いました。

――初めて来たのですが、このスーパーの特徴を教えてください。

「ご来店ありがとうございます。ロピアの特徴……、難しいですね。強いていえば、全体的に他店よりも商品が安いことでしょうか。もちろんものによりますが。また、もともと肉屋さんだったので、お肉の品揃えも充実していますし、ハムやウィンナーなどと思います。」

――ついでに伺いますが、御社の社長がカトパンと結婚されたとのことで、社内で話題になりましたか？

「え、そうなんですか!? 私も今朝、ニュースで見たのですがうちの社長だったんですね……。今、知りました」

――社長はどんな方ですか？

「私も一介の社員なので、それほど詳しく知っているわけではありませんが……。ただ、昨年コロナで会社が大変だったにも関わらず、激励の意味を込めて社員に肉を配ってくれました。なので熱い人という印象です」

――ちなみにネットニュースでは向井理似との情報も流れていますが……。

「うーん、そんなことはないです（笑）」

◆愛される地元スーパー！難点は「現金のみ」なこと

　お店には若いカップルから老夫婦まで老若男女が集い、地元から愛されているスーパーなのだなと感じました。商品は全体的に安く、鮮度にも気を配られており、精肉という特徴もあり、店員さんの感じも良いのだから当然ですね（話を聞かせてくださった女性店員さんありがとうございました）。

　取材後思わず、担当編集にも言ってしまいました。「近所にあると嬉しいスーパーですね」と。ちなみに社名・店名のロピアは「ロープライスのユートピア」に由来するらしいです。いい由来ですね。

　ただ、一つ苦言を呈すとすれば、現金払いしか対応していないことには不満を感じました。経費で落ちるからと調子に乗って買っていたら、現金が足りず（2000円しか持ってなかった）、商品を戻しに行く羽目になりました。コロナ対策もあるので、キャッシュレスを導入したほうが良いのではないでしょうか。

　しかし、基本的にはとても良いスーパーだと思いますので、今後のさらなるロピアの発展、そして幸せな結婚生活を心より願っております。

＜取材・文・撮影／日和下駄＞

【日和下駄】

俳優・ライター。興味のあるジャンルはサブカルチャー全般。Twitter：@hiyori_geta