デパイ獲得は時間の問題? バルセロナ指揮官が示唆「もうすぐなんだ」
バルセロナのロナルド・クーマン監督が、獲得が噂されているリヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイについて言及した。17日づけでスペイン紙『アス』が伝えている。
今シーズンのバルセロナは、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を制したもののチャンピオンズリーグはベスト16で敗退。ラ・リーガでは、四つ巴の優勝争いを演じていたものの最終盤で失速すると24勝7分7敗の3位でシーズンを終えた。
来シーズンに向けて補強に動いているクーマン監督は、かねてより獲得が囁かれている同胞のデパイについて「私が知っている限りでは、移籍交渉は順調に進んでいる。彼はまだサインをしていないけど、もうすぐなんだ」と、滞りなく進んでいることを語った。続けて「私は1月中に契約を完了させたかったけどね。もし彼が来てくれれば、我々にとって素晴らしいことだ」と自身の思いを明かした。
また、16日に行われたEURO2020のオランダ代表記者会見では、デパイ自身がバルセロナへの移籍について「僕が以前からバルセロナと交渉していることをみんなは知っている」とコメント。さらに「僕はロナルド・クーマンの下でプレーしたい。今は待つべき時だけど、すぐにニュースが出るだろう」と胸中を告白した。
すでに、今夏の移籍市場ではマンチェスター・Cからアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロとスペイン代表DFエリック・ガルシア、ベティスからブラジル人DFエメルソン・アパレシドを獲得するなど積極補強に動いているバルセロナ。クーマン体制2年目を迎える同クラブの動向に大きな注目が集まっている。