どうした?! 二世女優、“傷だらけの顔”で映画イベントに現れる
映画『スター・ウォーズ』シリーズでおなじみの人気俳優ユアン・マクレガーの娘クララ・マクレガー(25)。数年前よりモデルとして活動する一方で、父と同じ役者の道を目指し俳優業にも挑戦している。最近では父ユアンの新作映画にも端役で出演しているクララだが、今月11日(金)に行われた映画のプレミア上映会に、顔面傷だらけの姿で登場し世間を驚かせた。
◆上映会30分前に病院に駆け込んだ
今月11日、ラスベガスで開催された新作映画『ザ・バースデー・ケーキ』のプレミア上映会に出席したクララ。ほどなくして、インスタグラムを更新し、レッドカーペットや病院で撮影されたものと思われる写真数枚とともに、次のようなコメントを投稿した。
「レッドカーペットの30分前に犬にかまれて緊急救命室で治療を受けたの。上映会に感謝。映画『ザ・バースデー・ケーキ』は、6月18日に映画館とVODで公開予定よ」
映画の公開日などを通知しつつ、犬に顔をかまれて病院に駆け込んだことを明かしたクララ。
インスタグラムのストーリーズでも、「メイクは、犬の歯でしたものよ」と冗談めかして語っている。
いつ、どこで、どんな犬にかまれたのか詳細は明らかにされていない。
それにしても、デビューして以降、世間から「美しい!」ともてはやされ、モデルや女優として活躍の幅を広げているクララが、顔面傷だらけでレッドカーペットに現れるとは……。
普通なら傷を見せまいとしそうなところだが、クララは傷を隠すこともなく、高級ブランド「フェンディ」のスーツに身を包み、正々堂々と登場。その姿を見て驚いた人も多かったようだが、インスタには「タフだねぇ」「こんなレッドカーペット始めて見た」「レッドカーペットの勝者だ」などといった激励コメントも多く寄せられた。
◆「クソ野郎」呼ばわりした父親とは関係修復
クララは、ユアンと元妻のイヴ・マヴラキスとの間に生まれた長女。2017年にユアンと共演女優の不倫が報じられたのち、夫婦は破局。2018年にはユアンが離婚申請し、2020年に離婚が成立した。
クララは当時、22年連れ添ったイヴの元を去ったユアンを「クソ野郎」、さらに不倫相手とされた女優メアリー・エリザベス・ウィンステッドのことを「クズ女」と発言。後日、イギリスの新聞『タイムズ』とのインタビューで、「大人げない対応でした。けれども私はあのとき、腹を立て、動揺していたのです」と釈明した。
その後、父親との関係も修復したようで、『ザ・バースデー・ケーキ』の撮影現場でも仲睦まじい様子を見せている。
◆4歳の頃からうつや不安症で苦しんできた
2019年には、うつや不安症、依存症で苦しんできたことをインスタで告白したクララ。4歳のころからひどい不安神経症とうつ病に悩まされるようになり、子供のときからセラピーに通って、治療を続けてきたと明かした。また不安な気持ちから、抗不安薬のザナックスに依存するようになってしまったことも打ち明けている。
薬物に依存し、精神的な問題を抱えていたことを「とても恥じていた」というクララだが、適切な治療と投与を受け、徐々に回復してきたそうだ。
さらに、過去にレイプ被害にあっていたこと、中絶を経験したことなども明かしたうえで、フォロワーにこう呼びかけた。
「以前は問題をどう克服すればよいかわからなかった。でも方法はあった。自分でなんとかしようとすれば、他の人も助けてくれる。誰かに話すことを恥だと思わないで」
デビュー以降、有名人の父親の知名度に加え、その美貌でも注目されてきたクララ。
キラキラした華やかさからは想像できないようなつらい経験もしてきたようだが、犬にかまれて傷だらけになってもレッドカーペットに現れるたくましさと根性で、これからも様々な試練を乗り越えていくことだろう。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>