近くで入院中のエリクセンに届け…ベルギー、デンマーク戦10分に中断し拍手実施へ

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 ベルギー代表は、17日に行われるEURO2020・グループB第2節デンマーク戦の開始10分にボールをピッチ外に蹴り出し、入院中のMFクリスティアン・エリクセンの回復を願って拍手を捧げる予定のようだ。大手メディア『ESPN』が16日に伝えた。

 デンマーク代表の10番を背負うエリクセンは、12日に行われたEURO2020のフィンランド戦で43分に突然意識を失って倒れ込み、ピッチ上で心臓マッサージなどの救命処置を受け、病院へと搬送される緊急事態となった。直後に意識を取り戻し、15日には自身のSNSで無事を報告していたが、現在も検査のため入院を強いられている。

 ベルギー代表は、エリクセンの背番号にちなんで試合開始10分にボールをピッチ外に蹴り出して試合を止める予定だという。そして、両チームの選手たちやサポーターたちがスタジアムからエリクセンに敬意を表して拍手を送るようだ。

 インテルでエリクセンとチームメイトのベルギー代表FWロメル・ルカクが16日、「スローインにして試合を止めるためにボールを蹴り出し、拍手をして、その瞬間を刻むつもりだ」とアイディアを明かした。ルカクは12日のロシア戦でもゴールを決めると、カメラに駆け寄って「クリス、愛してる!」と叫んで同僚にメッセージを送っていた。

 拍手は実際にエリクセンのもとに届く可能性があるようだ。同選手は試合が開催されるパルケン・スタジアムから約500メートル離れたデンマーク国立病院に入院中だという。デンマーク代表のカスパー・ヒュルマンド監督は16日の会見で、「クリスティアンは(病院で)試合を見るだろう。病院はスタジアムのすぐ隣りにあって、彼が窓の外を覗けば、スタジアムが見られるし、おそらくスタジアムの音も聞こえると思う。クリスティアンにとって難しい状況だが、彼はユニフォームを着て試合を見るはずだ」と話した。

 なお、ベルギー代表以外にも世界中からエリクセンを元気づけるメッセージが送られている。12日の対戦相手だったフィンランド代表は、16日の第2節ロシア戦の前に、選手全員がウォームアップ中に「クリスティアン、良くなって!」と記したTシャツを着用してエールを送っていた。

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  • サッカーキング

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