プロ野球・阪神タイガース好調を支える「野村克也ID野球」の魂

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 交流戦が終わり、勢力図が固まりつつあるプロ野球。セ・リーグは阪神、パ・リーグは楽天が首位を走るが(9日現在)、両チームとも、開幕前の予想では“本命”ではなかったチームだ。

「阪神は、怪物ルーキー・佐藤輝明(22)を筆頭に、強力打線が爆発中。一方の楽天は田中将大(32)、早川隆久(22)ら、投手陣が万全です。両チームとも、巨人、ソフトバンクという昨季の王者を圧倒するだけの強さと勢いがありますね」(スポーツ紙デスク)

 リーグ屈指の総合力を誇る両チームには、実は共通点がある。阪神・矢野燿大監督、楽天・石井一久監督は、ともに現役時代、野村克也監督(故人)の下でプレーした“野村チルドレン”なのだ。

「矢野監督は1999年から3年間、石井監督は92年からの7年間、野村監督からじきじきに“ID野球”を叩き込まれています。それぞれがチームの正捕手、エースとして、日本を代表する選手に成長できたのは、やはり野村監督があってこそ、でしょう」(前同)

 伝説の名将の愛弟子とも言える2人は、今でも「野村イズム」を体現しているという。同じく“野村チルドレン”の一人で、現在は独立リーグ・新潟アルビレックスの監督を務める橋上秀樹氏が、こう分析する。

「両監督に共通するのは、バッテリーを中心とした守備面を重視していること。野村さんはまず投手と捕手からチーム作りを考えていましたから、基礎が似ています。加えて、選手起用や試合運びに“我慢強さ”がある。簡単に選手を替えず、長期的な視点で采配を振るっているところは、野村さんの影響を感じますね」

 現在発売中の『週刊大衆』6月28日号では、野村監督が遺した教えを掲載している。

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  • 6/15 7:20
  • 日刊大衆

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