幸せ絶頂のはずなのにマリッジブルー…「マリッジブルー」に陥る理由9パターン
愛する人との結婚が近づくにつれて、ゆううつな気分ばかりが増してゆく「マリッジブルー」。その原因は何なのか、経験者の話に耳を傾けておけば、未然に防いだり、早めの対策を講じることができるかもしれません。そこで今回は、20代から30代の女性に聞いたアンケートを参考に「幸せ絶頂のはずなのに…『マリッジブルー』に陥る理由」をご紹介します。
【1】式の準備で、疲労とストレスが極限状態にまで達するから
「肉体的にも精神的にもギリギリで、結婚やめて今すぐ逃げたい!と何度も思った」(20代女性)というように、結婚式や披露宴の準備は、想像以上に過酷なようです。二次会の幹事は仕切りのうまい友人に任せるなど、上手に人に頼って負担を最小限にしましょう。
【2】家事など、相手に期待されている技能が身についていないから
「卵焼きすら焼けないのに毎日お弁当を作るなんて無理!とパニックになった」(20代女性)というように、家事力のなさに改めて気づいて、愕然とするケースです。既婚の友人に新婚当時の失敗談などを聞かせてもらうと、気持ちが楽になるかもしれません。
【3】自由気ままな独身生活を手放すのが急に惜しくなるから
「好きなときに寝たり食べたりできなくなるのか…とため息ばかり」(30代女性)というように、一人暮らしに未練があると、夫婦での生活が面倒に感じそうです。むしろ結婚前から積極的にお互いの家を行き来して、「不自由さ」に慣れておきたいところです。
【4】仕事をセーブしたり、諦める必要が出てきそうで心配だから
「仕事と子育てを両立できるのか、急に自信がなくなって…」(30代女性)というように、育児とキャリアの問題も、重くのしかかってくるようです。最終的な決断はそのときにするとしても、不安解消のために相手と話し合っておいて損はないでしょう。
【5】見知らぬ土地での生活が待っていて、すべてが不安だから
「彼氏の転勤先には知人が一人もいなくて、遠くに連れ去られる気分だった」(20代女性)というように、結婚と同時に何もかもゼロから始めなければならないとしたら、動揺してしまいそうです。地道に情報収集して、心配事を少しでも減らすしかないでしょう。
【6】相手の家族とうまくやれそうな気がまったくしないから
「あの義母とこの先何十年も付き合うくらいなら、結婚を見送ったほうがマシ!と泣きたくなった」(20代女性)というように、嫁姑問題は、すでに結婚前から暗い影を落とすようです。「衝突して当然」だと開き直れば、腹が据わるのではないでしょうか。
【7】式の準備中に、互いの価値観の違いが次々と発覚するから
「ことごとく意見が食い違って、ずっとこの調子なの…?と怖くなった」(20代女性)というように、彼氏との相性に今さら疑問を感じて、ショックを受けるケースです。とはいえ、さんざんぶつかり合った結果、式が大成功を収めたら、一気に絆が強まりそうです。
【8】借金など、彼氏の知られざる過去が明るみになるから
「式まであと3ヶ月の段階で『実は…』と告白されて、大ゲンカに発展!」(20代女性)というように、この期に及んで相手の重大な欠点が露呈したら、平静ではいられないでしょう。余罪を追及して、一緒に乗り越えられるかどうか慎重に見極める必要がありそうです。
【9】本当にこの相手と結婚していいのか、迷いが生じるから
「友達に『運命の人?』と聞かれて、気持ちが揺らいでしまった」(30代女性)というように、ナーバスになるあまり、自分の決断に自信が持てなくなる人は多いようです。今後愛が深まっていく可能性は十分あるので、むやみに思い詰めないほうがいいかもしれません。
これからのことを考えると、どうしても不安が頭をもたげてしまうようです。彼氏や周囲の経験者に相談すると、解決の糸口を見つけやすいでしょう。(安藤美穂)