3ステップで簡単に完成! オールナチュラルの本格インドカレー

 暑くなると無性に食べたくなるのが辛さの効いたカレー。実は含まれるスパイスには、食欲増進などの効果があり夏バテの防止に最適なんだとか。今回は健康に、手軽に、おいしくいただける本場インドの定番スパイスカレーを作ってみた。

●炒めて混ぜるだけ! いつものカレーに飽きたらインドカレー

 今回、購入してみたのは「マイティスパイス」の「カラヒ カレー」。「マイティスパイス」のシリーズは、保存料、着色料、人工調味料、トランス脂肪酸 不使用の体にやさしいカレーである。バターチキンやヒクピー(ひよこ豆)など、さまざまな種類の中からインド北部の定番カレー「カラヒ」をチョイスしてみた。「カラヒ」は他のカレーを作る時のベースとなる基本のカレーだそう。インドカレーの元祖の味を試してみたい。

 注目したいのは原材料名欄に書いてあるスパイスの数だ。「マイティスパイス」の公式ページに「25~30種類を使用」と書いてある通り、コリアンダーシードやカルダモンなど多くの香辛料の名前が並ぶ。最初は調味料だけで本格的な料理になるのだろうかと心配だったが、どうやら材料の中においしさの秘密が隠されているようだ。

 作り方は好きな具材と本商品を混ぜるだけ。説明には「鶏肉または野菜300g、「パプリカ50g、玉ねぎ25g、水200ml、バター20g」との記載がある。「カラヒ」について調べたところ、トマトのトッピングが多かったため、今回は鶏肉を200gにし、トマトと人参を追加した。

 バターを敷いたフライパンで材料を炒めたらいよいよ調味料の出番! 袋を開けた瞬間から独特なスパイスの香りが広がる。しっとりとした調味料は塊になっていて少しほぐしにくい。後に水を投入したらある程度溶けるが、固まらないためにもこの時しっかりほぐしたほうが良さそうだ。焦げないように注意しながら1分混ぜ合わせたら水200mlを追加。あとはカレーがトロッとするまで加熱すれば完成だ。5分ほどで火を止めたが、加熱時間はカレーのとろみを見ながら決めてほしい。

●スパイスが体の芯を温める! リピート必至の本場の味

 完成したカレーは水分量が少なく、とろみのあるルーと具材が目立つ。早速食べてみると、さまざまなスパイスの味わいが一気に押し寄せてきて、すぐに体が温まってきた。日本ではなかなか口にすることがない独特なスパイスの配合がくせになる。パッケージに記載してある辛さレベルは5段階のうち「3」。日本で販売されている一般的なカレールーの辛口よりは少しだけ辛いといった印象だ。スパイスの辛さが野菜の甘さと肉の旨味を引き立てる。トマトの酸味がスパイスと相性抜群だったので入れて正解だった。

 鶏肉を入れずに野菜を追加すればヴィーガン料理にもなる。スパイスの調合具合が絶妙なのでどんな野菜にも合いそうだ。こんなに簡単に自宅で本格的な味を食べられるなんて、もっと早く知りたかった。「マイティスパイス」シリーズは他にも約5種類のカレーがあり、地域によってそれぞれ特徴のあるインドカレーが楽しめるので、全て集めてインド旅行気分を味わうのもいいだろう。パッケージもおしゃれなのでグルメな友人への贈り物としてもおすすめだ。(エフェクト・霜越緑)

※記事中の価格は購入時もの

2021/6/12 20:00

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