マンU、サンチョに約104億円オファーも…要求額届かずドルトムントは拒否

 マンチェスター・Uはイングランド代表MFジェイドン・サンチョに関して、6700万ポンド(約104億円)でのオファーをドルトムントに断られたようだ。10日、イギリスメディア『BBC』が報じている。

 今夏の移籍市場でも動向が注目されているサンチョ。ドルトムントはこの21歳の新星に対して、約7750万ポンド(約120億円)と425万ポンド(約6億6000万円)の追加的なボーナスを要求している。

 マンチェスター・Uのオファーはこの額に及ばなかったことに加え、支払期間もドルトムントが要求する4年より多い5年を希望していた。そのため、同クラブは現在オファーを修正するか検討しているようだ。

 ちょうど1年前の移籍市場でもマンチェスター・Uがドルトムントから金額を提示された際、減額されることを見越してオファーを出していた。しかしドルトムントはこれを譲らず、結局移籍が実現することはなかった。

 また、サンチョは『BBC』に対し、ドイツでの生活について以下の様に述べている。

「最初の2年間は言葉の問題とかもあって難しかったけど、今はすっかりなじんで喜んでチャンスを受け入れたよ」

「ドルトムントは静かな街で、ファンはサッカーを愛している。それは良いことだね」

「ただ、家族と近くにいられないことだけが良くないけど、それも人生の一部だよ」

 ドルトムントはサンチョと紳士協定を結んでいて、もし夏のある時点で同選手の評価額に達するクラブがいれば、クラブは同選手の移籍を容認することになっている。『BBC』によれば、この“ある時点”とはEURO後の可能性が高く、サンチョ移籍の可能性は大いに実現する可能性がありそうだ。

2021/6/11 7:02

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