「ハゲを目立たせてしまう」服装。黒やグレーの単色コーデはNG

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 海外では“色気”としてもてはやされる薄毛も、日本では馬鹿にされることが多い。当事者も隠すことばかり考えて、見せることには無頓着だ。しかし、そうした中にも魅力的なハゲとして生きる者がいる。薄毛に似合うファッションスタイルで、“ダメハゲ”から“イケハゲ”になる術を探っていく。

◆シンプルな服装はNG!?薄毛男性こそ着飾ろう

「薄毛で悩み自信を失った男性は、これ以上悪目立ちしたくないとファッションに消極的です。でも、薄毛男性こそ色や形で遊ぶオシャレを楽しんでほしい」

 そう語るのは、ロジックに基づいたファッションを提案するパーソナルスタイリストの森井良行氏。

「薄毛男性が人目につかないように選ぶ黒やグレーの単色ワントーンコーディネートは、顔まわりを強調し、むしろハゲを目立たせてしまうんです。そこで提案したいのが、淡い色と地味な色を合わせる“メリハリコーディネート”。視線を全身に向けるこのテクで、薄毛の印象を軽減させましょう」

 上半身が淡色なら、パンツは濃い色にするという工夫だけで、装いに アクセントがつき、視線を全身に誘導できるのだ。

◆薄毛男性のNGコーデ&OKコーデ

 また、森井氏は「装飾の少ないミニマルな装いは、やはり薄毛に目が向くので、避けましょう。襟やボタンのついてないTシャツやセーターなど、シンプルなアイテムほどハゲが目立ちます」という。

 そこで目指したいのが、襟つきの上品なシャツやジャケットをラフに一枚重ねる、イタリア的なファッションだ。“ちょいワルおやじ”をイメージしてもらえばいい。

◆ワンポイントアイテムで薄毛をカバー

「襟のある服を重ね着することで、首元の襟に視線が向かい、ハゲの印象が和らぎますし、洗練したイメージもつくれます。チーフやピンズもまた視線を誘うため、ワンポイントに有効です」

 ハゲにとっては、“シンプル・イズ・ベスト”ではない。髪の不足は、多彩な服と小物で補おう。

◆それでもダメなら帽子がある

 頭皮の露出したハゲは、裸体ならぬ“裸頭”とも言える。裸の頭を見せるのに抵抗があるなら、帽子という“服”を楽しむのもいい。森井氏は「薄毛、特にスキンヘッドの方は、サイドや襟足が帽子からはみ出ることがないので、比較的どんな帽子でも似合います」と話す。

 特にハットやハンチング、ワークキャップを勧めるのは、国産帽子店「KNOWLEDGE」店長の又野嘉人氏だ。

「ハットは普段着とスーツどちらも対応し重宝します。短めのツバならカジュアル、長めならスキンヘッドと相まってイタリアンマフィア風の貫禄が出せる。楽しみ方にバリエーションがありますね」

 ハンチングは、そのなめらかな楕円のフォルムがスキンヘッドの形に沿ってナチュラルに被れる一方、ワークキャップの前面の直線的なラインは武骨で男らしく、スキンヘッドの印象とマッチする。

「薄毛男性が帽子選びで注意すべきは通気性です。蒸れて玉になった汗が顔まで滴ると、見た目にも暑苦しくなります」(又野氏)

 帽子でオシャレの楽しさと自信を取り戻す夏を迎えたい。

【森井良行氏】
パーソナルスタイリスト。All Aboutメンズファッションガイド。エレガントカジュアル代表。YouTube で「モテるファッションちゃんねる」を運営する。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[イケてるハゲの極意]―


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  • 日刊SPA!

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