チャールズ皇太子、ヘンリー王子夫妻の第2子誕生に初言及「嬉しい知らせだ」

チャールズ皇太子が英時間8日、オックスフォードにある自動車メーカー「BMW」のブランド「MINI」の生産工場を訪問した。

皇太子はスピーチで「電気自動車や大型輸送用のグリーン水素の技術開発は、未来の世代に向けて我々の世界の健全性を維持するために不可欠なものです」と述べた後、米時間4日に誕生したヘンリー王子とメーガン妃の第2子女児について個人的なコメントを加えた。

「私は最近5人の祖父になったばかりなので、そのことを何よりも実感しています。このような嬉しい知らせは、この分野での継続的な革新の必要性を感じさせてくれます。私達が孫に残す遺産を考えると、特に持続可能な電池に関する技術が必要だと思います。」

ヘンリー王子夫妻は米時間6日に声明で、4日にカリフォルニア州サンタバーバラの病院で女児が誕生したと公表した。

夫妻は「娘のリリベット“リリ”・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザーが誕生したことを大変喜んでいます」と記した後、“リリベット”という名前はエリザベス女王の愛称から、ミドルネームの“ダイアナ”は祖母にあたるウェールズ公妃に敬意を表したものだと説明した。

リリベットちゃんの誕生後、王室メンバーはそれぞれのSNSで祝福のメッセージを公開した。チャールズ皇太子とカミラ夫人は「ヘンリー、メーガン、そしてアーチー、リリベット・ダイアナの誕生おめでとうございます。皆様の幸せを祈っています」と喜びを伝えていた。

なお今回の訪問は、MINIの工場設立20周年を記念すると同時に、英国での電気自動車生産の革新を祝うものとして行われた。

チャールズ皇太子は工場内で車に試乗した後、ミニクーパーが登場する映画『ミニミニ大作戦』(原題:The Italian Job、1969年公開)で主演したマイケル・ケインの有名な台詞を引用し、冗談交じりにこう話した。

「私が言うのもなんですが、少なくとも先ほどの試乗は何事もなく終わりました。マイケル・ケイン卿の不朽の名言を借りれば『少なくとも、ドアをぶっ飛ばすことはなかった』ということですね。」

画像は『Clarence House 2021年6月8日付Instagram「Such happy news really does remind one of the necessity of continued innovation in this area」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

2021/6/10 10:03

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます