1回24秒で下半身トラブル対策!「尻ペン体操」って何だ?

 緊急事態宣言が再延長され、長引くコロナ禍の外出自粛。体を動かす機会が減ったためか、下半身の悩みを訴える男性が増えているという。

「飲みにも行けないし、家でテレビばかり見ているせいで、腰痛がひどくなった」(70代男性)

「小用の後、ズボンの染みに気づいて慌てたことも。尿漏れなんて、まだ先のことだと思っていたんだけど……」(50代男性)

 さらに、頻尿や便秘に悩む声も多く寄せられている。その原因が、実は“お尻”にあると聞いたら、皆さんは驚かれるだろうか。

『魔法のしりペン体操』(扶桑社)の著書がある整体師の久嬢由起子氏は言う。

「座る時間が増えたことで、お尻は長く圧迫されています。それに運動不足が加わって、血液の流れが滞り、下半身のさまざまなトラブルや、体の冷えにつながっているんです。お尻の筋肉が衰えると腸の動きも悪くなるので、便秘や下痢を引き起こすこともあります」

 症状がない人も、油断は禁物だという。 

「鏡で全身を見て、以前より、お尻が垂れ下がっていたり、ポッコリ下っ腹が出ていたら要注意です。お尻が下がるということは、筋肉が減っている証拠。体重計に乗るような感覚で、定期的に自分のお尻をチェックしましょう」(久嬢氏=以下同) 

 とはいえ、お尻を鍛えるためにスクワットや筋トレをするのは面倒だ。そこで今回は、久嬢氏が編み出した画期的な“尻ペン体操”を伝授してもらった。

「肛門にペンを当てて、書くときに握るグリップの部分を、お尻の穴に沿わせてください。手でペンを押さえながら、肛門をキュッと締めれば大丈夫です。ズボンはペンを挟みやすい、薄手で柔らかいものがいいですね。これを1回8秒、3回繰り返すだけ。たった24秒で、お尻だけでなく肛門周りの筋肉(肛筋)や内ももの筋肉が鍛えられます。私は、歯磨きや手洗いの最中にも、お尻にペンを挟んでいますよ」

 尻ペン体操をこなすうちに、姿勢がよくなり、体が温まれば、効いている証拠だという。現在発売中の『週刊大衆』6月21日号を読んで、生涯現役を目指そう!

2021/6/9 7:00

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