ハーランド、欧州王者チェルシーへの移籍に興味? 来夏まで待つ可能性も
ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、チェルシーへの移籍に関心を示しているようだ。8日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。
現在20歳のハーランドは、今季のブンデスリーガで得点ランキング3位の27ゴールを記録。また、チャンピオンズリーグ(CL)では10得点を挙げて、得点王に輝いた。そんな同選手の獲得には、欧州王者チェルシーなど各国の強豪が関心を示しているようだ。
ドルトムントは今夏のハーランド売却を否定しており、同選手の移籍金に1億5000万ポンド(232億円)を要求している模様。チェルシーは今夏の獲得に興味を示しているものの、6500万ポンド(約101億円)〜8600万ポンド(約133億円)の契約解除金条項が発生するとされる来年夏まで待つこともできるという。
また、ハーランド自身も、来夏まで待つことになったとしても、『スタンフォード・ブリッジ』でプレーすることに魅力を感じている模様だ。ただ、マンチェスター・Cなども入札を行なった場合、チェルシーが同選手の第一希望となるかは不明。さらに、天文学的な移籍金が必要となる現時点では競争相手が限られているものの、来夏になればレアル・マドリードらも争奪戦に加わる可能性がある。
チェルシーは2019年1月にアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチを獲得して以降、ドルトムントと良好な関係を築いている。チェルシーはU-21イングランド代表FWタミー・アブラハムが交渉材料の一部となるかどうかも含めて、今夏または将来的にハーランドとの契約が可能かどうかを調査しているようだ。