肉球型フェイスブラシも!猫がテーマのかわいい美容ツールを使ってみた
家にあると、憂鬱な家事がちょっぴり楽しくなる…。そんなわくわく感を与えてくれたのが、2017年の猫の日から貝印株式会社より発売されることとなった、猫のキッチンツール「Nyammy(ニャミー)」。見た目の可愛さはもちろん、機能性の良さも大きな話題になりました。
そんな貝印からこの度、新たに発売されたのが猫をテーマにしたビューティーツールシリーズ「Nyarming(ニャーミング)」。
こちらは大人でも使いやすいよう、猫をさりげなくあしらったかわいらしいデザイン。「ねこのアイラッシュカーラー」や「ねこのパフ」「ねこのメイクブラシ」など、全9アイテムが発売されました!
今回はその中から、気になる商品を実際に購入。使用感を検証してみました。
◆猫の肉球みたいな「ねこのメイクブラシ」
「Nyarming(ニャーミング)」の中でも特にチェックしてみてほしいのが、「ねこのメイクブラシ」。こちらは肉球型フェイスブラシという、なんとも猫好きの心をくすぐる一品です。
パッケージから出した時は、一般的なブラシと大差がないように思えます。
しかし、チークを付けてみると、ふんわりとした猫の肉球型に!
愛猫の肉球と比べてみると、より微笑ましい気持ちになれました。
気になる使用感は、コシがあるブラシという印象。肉球型という凹凸のある形だからか、いつものチークがふんわり&のっぺり見えなくなりました。ただ、個人的にはフェイスパウダー用にはややブラシが硬いように感じたので、チークやシェーディング時に使用するのが良いかもしれません。
◆持ち運びしやすい「ねこのアイラッシュカーラー」
丸みのある本体に、さりげなく猫耳があしらわれた「ねこのアイラッシュカーラー」は、約7cmとコンパクト。手のひらに収まるサイズなので、メイクポーチにも入れやすそうです。
こちらの商品は裏側にあるレバーを起こすとまつげを挟(はさ)みこめる仕組み。筆者は普段からまつげが上がりにくいからか、使用してみると一般的なビューラーよりも1回でまつげが上がりにくく、挟む力も弱いように感じました。
なので、同じような方は複数回挟みこんだり、顔をやや下に向けて手首を上方向に向けつつ、まつげをカールさせたりするのがよさそうです。
また、マスカラ後に使用した場合は端のほうに付着した汚れをティッシュで取ることが難しかったので、綿棒で掃除をするのがおすすめ。
ただし、カールさせた後の持ちはよく、個人的には普段使っているビューラーよりもまつげが下がってきにくいと感じました。
なお、本品にはポリカーボネートやシリコンゴム、ABS樹脂が使用されているので、金属アレルギーの方が安心して使える商品ではないかと思います。
◆置けるスキンケアツール「ねこのオシャレハサミ」
貝印は創業以来、刃物作りに力を入れてきたからこそ、エチケットハサミの切れ味はバツグン。「Nyarming(ニャーミング)」として発売されているのは、眉毛用の「ねこのオシャレハサミ」と鼻毛用の「ねこのセーフティハサミ」の2タイプ。今回はまるで黒猫なオシャレハサミのほうを使用してみることに。
こちらも手のひらサイズなので、持ち運びに便利。キャップがあるので、安全面もばっちりです。
実際に眉毛をカットしてみると、切れ味の良さにびっくりしました。いつも使用している100均のエチケットハサミはなんとなく、カットする時にまごつく感覚があったのですが、本品は開閉がスムーズ。薄くてスリムな刃先は肌に当てやすく、短い毛も根本近くからしっかりとカットすることができました。
また、キャップの底が平らになっているため、家では置き収納できるのも嬉しいポイント。まるで黒猫がちょこんと座っているようなデザインが微笑ましく、思わず笑顔になってしまいます!
いつものメイク時間やスキンケアタイムをより楽しくしてくれる「Nyarming(ニャーミング)」は貝印公式オンラインストアをはじめ、全国のドラッグストア、ホームセンター、大手量販店などにて販売中。気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
<文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291