「拙い」って何て読む…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「拙い」って、なんと読むかわかりますか?ヒントは「拙い○○ですが…」と、謙遜して使う言葉です。「謗る」「靡く」「啄ばむ」いくつ読めるか挑戦してみて♡

拙い=つたない

「拙い」は「つたない」と読みます。上手ではない様子や、ほかと比べて劣っている様子を表す言葉です。「拙い文章ではございますが…」というように、自慢できる状態ではないときに謙遜する意味合いで使うことが多いです。「拙い」は、「つたない」以外に「まずい」と読むこともあります。意味は同じで「つたない」と読むのが一般的ですが、「まずい」という読み方も覚えておいてくださいね。

謗る=そしる

「謗る」は「そしる」と読みます。人のことを非難したり、けなしたりするという意味を持つ言葉で、悪口や陰口を言うことを「謗る」と表現します。同じ「悪口を言う」という意味を持つ「誹謗(ひぼう)」の「謗」が使われているので、なんとなくイメージできますよね。「そしる」は「謗る」以外に、「誹る」「譏る」と表記する場合もあります。

靡く=なびく

「靡く」は「なびく」と読み、3つの意味があります。1つ目は植物などが風でゆらめくように動く様子、2つ目は威力や権力に屈して服従するという意味。3つ目は、異性に言い寄られて気持ちが傾くことを表現します。1つ目の意味のときは「ススキが風に吹かれて靡いている」というような使い方をし、2つ目の意味のときは「主流派に靡いた」というような言い回しをします。3つ目の意味のときは、「熱くアプローチされてつい靡いてしまった」このような使い方をします。

啄ばむ=ついばむ

「啄ばむ」は「ついばむ」と読みます。鳥がくちばしでつつきながら食べる様子を意味する言葉で、「ペットのインコが餌をおいしそうに啄ばんでいる」このような使い方をします。「啄」は、「啄木鳥(キツツキ)」の漢字にも使われています。くちばしで木などをつつく習性がある啄木鳥をイメージすると、啄ばむの使い方がわかりやすいですよ。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読めましたか?「拙い」は「つたない」と読み、謙遜するときに使う言葉ということがわかりました。知っていると役立つので、ぜひ覚えておいてくださいね。

2021/6/8 9:35

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