セビージャが久保建英の同僚MFを獲得か…鍵を握るのは敏腕SDのモンチ氏

 セビージャがヘタフェに所属するウルグアイ人MFマウロ・アランバリに関心を寄せているようだ。6日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今シーズンのリーガ・エスパニョーラで四つ巴の優勝争いを繰り広げ、クラブ史上最多となる勝ち点77を獲得したセビージャ。チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト16で姿を消したものの、来シーズンに向けて弾みをつける結果となった。

 そんな同クラブは来シーズンに向けて着実に動き出しており、スポーツダイレクター(SD)のモンチ氏は久保建英のチームメイトであるアランバリに関心を寄せているようだ。しかし、同選手にはアトレティコ・マドリードやマンチェスター・Uのようなビッグクラブも獲得に乗り出しているとも報じられている。

 今シーズンのアランバリは、ヘタフェでリーグ戦34試合に出場し3ゴールを記録。同クラブの1部残留に大きく貢献した。今夏、セビージャのフレン・ロペテギ監督はリーガ・エスパニョーラの経験がある選手を要望しており、ヘタフェと2023年に契約満了を迎える現在25歳のアランバリが候補に挙がったようだ。

 しかし、アランバリ獲得は困難を極めると『アス』は伝えている。同選手の契約解除金は2,500万ユーロ(約33億3200万円)設定されているものの、ビッグクラブも獲得に乗り出しているため、セビージャの資金力では対抗することが難しいと報道。また、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は交渉が容易でないことで知られている。

 ブラジル代表DFジエゴ・カルロスを筆頭にモンチ氏の慧眼はセビージャに大きな影響を与えた。今夏もアランバリ獲得の鍵を握るのはモンチ氏になるだろう。

2021/6/7 15:37

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