オードリー若林「手足の痺れが始まり、意識が薄れて…」 配信ライブ後に救急搬送

若林正恭と山里亮太(南海キャンディーズ)による「たりないふたり」は、2009年のお笑いライブ『潜在異色』のスピンオフ企画で始まったユニットだ。人見知りで社交性・恋愛・社会性が足りない“ふたり”が、2012年に『たりないふたり』、2014年に『もっとたりないふたり』と日本テレビ系深夜番組でさまざまなテーマをもとに漫才を披露してきた。そして5月31日、2人が初めてユニットを組んでライブを開催した聖地・下北沢で12年におよぶ活動に終止符を打ったのだ。

3万6000人が見届けた「たりないふたり」の有終の美であったが、実は舞台裏で大変なことが起きていた。若林によると、ライブ中は大丈夫だったが舞台の袖にはけた途端、体に力が入らなくなり崩れ落ちるように仰向けに倒れてしまったという。「体に何百キロって鉛がドーンって乗ったみたいになった」と当時を振り返り、体が動かないばかりか手足の先端から痺れが始まり、その痺れがどんどん上がってくるのが分かったそうだ。この時は声が出せたので、近くにいた放送作家の佐藤満春に「ちょっと誰か呼んできて」と頼んだという。

その間にも痺れは足首から膝へと広がり、意識も薄れ始めていく。その時、若林は自分を心配そうな顔で覗き込んでいる山里に向かって「山ちゃん、ありがとうね」と感謝を伝えた。そんな緊張した空気の中、山里が発したのは「俺の一人語りが長かったからかな」だったという。「やっぱりコイツ、自分の話が多い」と若林は呆れながら、こんな時でも山里らしいのが嬉しかったそうだ。

搬送先の病院では、心電図やCT検査、血液検査を受け「過換気症候群」と診断された若林。呼吸回数が増え、血液中の二酸化炭素が不足した状態の時に様々な症状が起こるそうで、翌日も大事をとって仕事を休み、病院で精密検査を受けたが何の問題もなく、入院することもなかった。ただ相方の春日俊彰は一報を聞いた時、まずオードリーがMCを務める『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)の収録で若林の不在に焦り、不安になったらしい。今や複数のレギュラー番組のほとんどでMCを担当するオードリー。とにかく若林の体に異常がなかったことが何よりである。

画像2枚目は『オードリーのオールナイトニッポン 2021年6月5日付Twitter「このあと25時からはオードリーのオールナイトニッポンです。」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 みやび)

2021/6/7 12:17

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