二刀流&2口対応!新旧ハードで使える便利カードリーダー
―[プロが自腹で買ったもの「ジバラーガジェット」]―
◆二刀流&2口対応!新旧ハードで使える便利リーダー
●uni SDカードリーダー
USB Type-C SD/実勢価格:1432円/寸法:6.85㎝/重量:22g
MacBookProをはじめ、近年のラップトップPCはType-C端子しか搭載していないものも少なくない。そうなると必然的にType-Cハブを購入することになるのだが、これが厄介。機能を優先させればサイズが大きく、絞れば物足りなく感じてしまう。かといって複数のハブを持つのもコストがかかる。
筆者は仕事柄よく写真撮影をするが、撮影した写真はSDカードを使ってPCに取り込む必要がある。Type-CハブにはSDカードリーダーがついているものも多いため、今までは手持ちのハブを使っていたが、出先で取り込む時にはハブを持ち込む必要があるのが億劫だった(忘れたことも一度や二度ではない)。
そこで今回、SDカードの読み込みに特化した本機「uni SDカードリーダー」を購入した次第だ。
◆Type-CだけでなくUSB3.0端子でも使える
主な用途としては、出先で撮影した写真の取り込み。本体がコンパクトなため、常備しているガジェットポーチに忍ばせておけば忘れる心配がない。これがType-Cハブだと、自宅で使っている状態から取り外す面倒さや、収納時のサイズ感などで苦慮していた。
そして本機ならではの要素が、Type-CだけでなくUSB3.0端子でも使える点。自分のPCで使うのであればType-Cで問題ないが、他の人にデータを渡す時に「あ、Type-Cじゃないんですね」となるケースがたまにある。
いつもなら一度自分のPCに取り込んでからzipで送っていたが、このカードリーダーはUSB3.0のハードにも差さるため、より幅広いデバイスに対応できるのが魅力。
スティック型の本体において、両端をムダにしていないという点も好感が持てる。
◆使ってみた感想は…
筆者はUSB3.0ハブを2つ持っているが、正直、カードリーダーのためだけにガジェットを買うのは抵抗感があった。だが、いざ使ってみると、この小ささと2口端子の利便性がありがたい。
また、持ち運び用のハブと本機を常備するようにしておけば、どちらかを忘れたor壊れてしまった時にも使える。いうなれば、実用性が極めて高いお守りのようなものだ。
休日には本機とカメラとiPadを持ち出し、撮影した写真をその場でiPadに取り込んで、カフェでSNSにアップロード、なんてムーブも。一人一本、持っていて損はないだろう。
◆uni SDカードリーダーのここがスゴイ!
Type-C端子とUSB 3.0の2口に対応しているため、iPadなどの最新のハードにもレガシーなハードにも対応できる。本体も非常にコンパクトで、ポーチなどに常備しやすい。紐付きなのもポイントが高い
【今週のジバラー】ヤマダユウス型
楽器、カメラ、イヤホン、ゲームが好きなフリーライター。主にガジェット関連の記事執筆や取材を行っている
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