「建英と律が中に入って受ける選手なので…」相馬勇紀、U24ガーナ戦でのプレーに言及

 6日、U-24日本代表MF相馬勇紀(名古屋グランパス)がオンラインで取材に応じた。

 5日に行われたU-24ガーナ代表戦に先発出場した相馬は、自身も1得点を挙げる活躍で6-0の勝利に貢献。同選手は試合を振り返り「全然納得はいっていないし、もっと最後の質のところを拘りたいと思います」と語りながらも、「チームのために戦うところや結果をしっかり取るところはできたので、そういった面では良かったと思います」と手応えも口にした。

 プレーで心がけたことに関しては「特に前半は(久保)建英と(堂安)律が中に入って受ける選手なので、僕ができるだけ外で引っ張って彼らのスペースを空けようとプレーしていました。それで後半は相手のライン間が空いてきたので、縦パス入った瞬間を狙って。(上田)綺世の動き出しがあったからスペースも空いたと思うので、(得点シーンは)良かったと思います」と語っている。

 ともにプレーしたオーバーエイジ(OA)の選手については「本当にレベルが高くて、球際や個の質の部分は圧倒的なものがあると思うので、昨日一緒にプレーして安定感を感じました」とコメント。今回のOAは守備的なポジションを務める3選手だが、2列目でプレーした相馬は「後ろがしっかり安定している分そこでしっかりボールを獲り切れるので、前線の選手は相手(の守備)が整う前の隙をカウンターの素早い攻撃で狙いやすいと思います。自分には速さという特徴もありますし、前に行く攻撃は増やしていけると思います」とチームに感じた効果を語った。

 次戦12日に予定されているジャマイカ代表戦の会場は、相馬が所属する名古屋の本拠地『豊田スタジアム』。サポーターの前での活躍が期待されるが「普段やり慣れたスタジアムですし、愛知の県民の方々が会場に足を運んでくれると思うので、存分にプレーしたいと思います。ただ、一番大切なのはどれだけチームのために戦えるかだと思うので、(個人として)結果を出すとともにチームが勝つことを一番に考えてプレーしたいと思います」と意気込みを示している。

2021/6/6 13:51

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