【安田記念】ダノンプレミアム陣営「今年はフレッシュでいい状態」/ねぇさんのトレセン密着
ダノンプレミアムにとって安田記念というレースはどうにも相性の悪さが目立ちました。
一昨年はスタート直後に明らかな不利を受けての惨敗。昨年は急なコロナ禍の中、不良馬場での競馬を強いられたオーストラリア遠征から戻ってきたばかりでの参戦でしたが、13着と思うような結果が出ませんでした。
「確かに安田記念は過去2回、いずれもいい結果が出ていませんが、たまたまだと思います。東京のマイルは決して走れない条件ではありませんよ」と片山助手。
昨年暮れの香港遠征から帰国したあと、かなりじっくりと乗りこまれており、安田記念に一番の照準を合わせて調整されてきたのです。
「帰国後は北海道のケイアイファームに放牧に出されていました。この休みがいいリフレッシュになったようで、すごくいい状態で栗東に戻ってきました。こちらでの調整もじっくりと時間をかけています」
そして、今年は池添謙一騎手との新コンビというのも面白いですね。大一番に強いジョッキ―ですし、過去の悪いジンクスを一掃してくれそうでワクワクします。
「今年は臨戦過程が違いますし、馬がフレッシュでいい状態です。無事、自分の力を出し切って欲しいですね」
(文:花岡貴子)