6月2日の「デイリー新潮」が、日テレ春ドラマに関する記事を掲載した。同局は現在、豪華キャストを揃えた3本のドラマを放送しているが、いずれも視聴率が苦戦しているという。

「日テレは現在、石原さとみ&綾野剛の『恋はDeepに』、菅田将暉&有村架純の『コントが始まる』、嵐・櫻井翔&広瀬すずの『ネメシス』と、3本のドラマを放送しています。しかし中盤以降、視聴率はいずれも6～7％台を記録するなど大苦戦。記事によると、これだけの豪華キャストを揃えて数字が取れていないという状況に関し、局内で“一体誰が責任を取るのか”と問題になっているのだとか。さらに7月期も、NHK朝ドラ女優の戸田恵梨香や永野芽郁を起用するため、万が一にも大ゴケしたら一大事になるそうです」（テレビ誌記者）

　また、「ネメシス」に関しては、映画化を視野に入れて制作されていたものの視聴率の低迷で実現が危うくなっているとも、複数のメディアが報道。そんな厳しい状況の中、日テレの頼みの綱は伊藤健太郎との噂も飛び交っているようだ。

「現在、壊滅的な日テレドラマですが、18年に放送された『今日から俺は！！』は、後半になるにつれ高視聴率を記録。そして映画版も興行収入53億円の大ヒットとなりました。しかし主演の伊藤がひき逃げ事故を起こしたことで続編は絶望的となった。そんな中、5月26日の『現代ビシネス』によると、伊藤の復帰に最も積極的なのは日テレなのだそう。どうやら『今日から～』はドル箱作品ということで、続編だけでなく、早くもパート3や4の制作すら考えているのだとか。今は『ネメシス』の映画化も危ぶまれているため、なりふり構っていられないのかもしれません」（前出・テレビ誌記者）

　伊藤といえば4月、一部メディアでインタビューに答えたものの、ネット上では「言い訳に聞こえる」などと辛辣な意見が相次いだ。もしも今後、「今日から～」の続編が作られた場合、どれだけの視聴者に受け入れられるのだろうか。