元ジローナ監督 ラモス招集外を決断したエンリケを支持「勝利を優先した」
ジローナやセルタ・デ・ビーゴの元監督であるフアン・カルロス・ウンスエ氏は、『El Confidencial』のインタビューで、セルヒオ・ラモスについて次のように意見を述べている。「ラモスは、自分が達成したこと、自分の野心によって、常に自分がプレーできる状態にいると信じている選手だ。(代表メンバー選考は)彼がある程度回復した時だった」
セルタとFCバルセロナでルイス・エンリケと一緒にコーチングスタッフをしていたパンプローナ出身の同氏は、現代表監督を擁護している。「彼はここ数ヶ月、選手のパフォーマンスを優先してきた。彼は勝利の可能性をできるだけ高くしたいと考えており、最近の状況が重くのしかかっている。彼がこの決断をしたのは、そうすることを選んだからであり、勝利を優先したからである」
この点について同氏は、ラモスの招集外という代表監督の判断基準は正しいと主張している。
「ラモスが毎日100%で練習をする典型的な選手であることはよく知っている。監督が自分のチームに絶対に入れたいと思うような、とても野心的な人だ。ルイスは、良いコンディションの彼をチームに入れることを望んでいたことは間違いない」
ウンスエはまた、競技面における再編に直面しているバルサの現状について語った。
「彼らはサイクルの変化の一つを経験している。歴史を見れば、このようなサイクルの変化は、タイトルと一緒にはやってこないことに気づくだろう。クラブは、デリケートな経済状況による困難な変化の時期にある。サイクルの変化、競技面の危機、経済の危機と共に。この移行は簡単にはいかないし、時間のかかるものだろう」
ルイス・エンリケの元アシスタントコーチは、革命はピッチ上で行われなければならないと主張している。
「多くのものを勝ち取ってきた。現代のバルサファンは最も輝かしい時代しか知らない。サッカーでも、人生と同じように、挫折を受け入れることを知らなければならない。この経済状況下では、非常に興味深い若手選手やその他の選手がトップチームに入ることになるだろうから、辛抱強くいなければならない。歴史が教えてくれることは、クラブが困難に陥ったとき、元々いる選手を使うということだ」