『ゴッドファーザー』舞台裏ドラマ アーミー・ハマーに代わりマイルズ・テラーが出演

 1972年に公開された名作『ゴッドファーザー』の制作舞台裏を描くドラマ『The Offer(原題)』に、性的暴行疑惑で降板したアーミー・ハマーに代わり、マイルズ・テラーが出演することが明らかになった。

 Varietyによると、マイルズが演じるのはプロデューサーのアルバート・S・ラディ。本作では、『ゴッドファーザー』のプロデューサーだった彼の、これまで明かされなかった制作過程での体験談が描かれるという。Paramount Plusで、10話仕立てのリミテッドシリーズとしてドラマ化される。

 当初はアーミーが出演する予定だったものの、過激な性的願望をつづったとされるDMが流出したことに端を発して性的虐待疑惑が浮上したことから、本作からの降板が発表された。彼はこのほか、ジェニファー・ロペスと共演の新作アクションコメディー映画『Shotgun Wedding(原題)』からも降板している。

 マイルズは、アカデミー賞5部門にノミネートされ、J・K・シモンズの助演男優賞など3部門を受賞した『セッション』や『ビニー/信じる男』、『オンリー・ザ・ブレイブ』等に出演。今年、トム・クルーズと共演した『トップガン マーヴェリック』が公開を控える。テレビドラマでは、Amazonの『トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング』に主演したのが記憶に新しい。

 『The Offer(原題)』では、主演を務めるほか、第1話と最終話でメガホンをとる『ロケットマン』の監督デクスター・フレッチャーと共に、製作総指揮にも名を連ねる。

 マイルズは先日、バカンスで滞在中のハワイで暴行されたと報道された。JustJaredによると、レストランのトイレで顔を殴られたという。当初、この事件に関わったのは、2019年のマイルズの結婚式を担当したウェディングプランナーで、6万ドルの代金が未払いだと主張していたようだ。その後、マイルズはツイッターにて声明を発表。加害者男性とは面識がないとコメントしている。

2021/6/3 11:50

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