三浦春馬さん“正真正銘ラスト作”壮絶演技に「泣ける」「辛すぎて観れません」の声
6日2日、昨年7月に急逝した三浦春馬さん(享年30)が出演した映画『太陽の子』の予告編が解禁された。
終戦75周年となる昨年の8月15日に、NHKでパイロット版となるドラマが放送された『太陽の子』。8月6日公開の映画版では、ドラマとは異なる視点と結末が描かれるという。
本作は、第二次世界大戦下の日本で原子爆弾の開発に携わった若者たちの苦悩と青春を、史実をもとにフィクションとして描いた群像劇。原子物理学を志す科学者・修を主演の柳楽優弥(31)が、修の弟で、肺の療養のために一時帰還してくる陸軍下士官・裕之を三浦さんが、修と裕之がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を有村架純(28)がそれぞれ演じた。
「いっぱい未来の話しよう」――そんな希望に満ちた裕之(三浦さん)の言葉から始まる1分5秒の予告編。その映像の中には、多くの人命を奪う兵器開発を続けることに苦悩する修の姿や、戦況が変わり再び戦地へ向かうことになった裕之が「怖いよ、俺だけ死なんわけにはいかん」と泣きながら恐怖をさらけ出すシーンなどが映し出されている。
■「明るい部分でも、漆黒とした感情に移り変わる……」
「三浦さんは生前3本の映画を撮影していました。映画『天外者』、『ブレイブ‐群青戦記‐』の2作は既に公開され、残すはこの『太陽の子』のみ。正真正銘のラスト公開作となります。
昨年7月8日に行われた同作の記者会見に出席した三浦さんは、自身が演じた兵士役について、“明るい部分でも、漆黒とした感情に移り変わるんだという、そのむごさというものが表現できたらいいのかなと現場では思っていました”と話していました。壮絶な時代背景や1つ1つのセリフの重みも相まって、心に傷を負った裕之を全身全霊で演じる三浦さんの姿は、予告編だけでもかなり胸に迫るものがありますね。ファンからは≪大切に見届けたいと思っています≫≪絶対観に行きます≫と前向きな声が上がる一方、≪予告だけで泣ける≫≪胸がいっぱい≫≪こんなの辛すぎて観れません…≫といった反応も見受けられます」(女性誌記者)
併せて主題歌には、三浦さんと生前親交のあった事務所の先輩・福山雅治(52)の『彼方で』が起用されたことも明らかに。三浦さんの死後、福山は自身がパーソナリティを務めるラジオを通じて「春馬くんの作品をより一層、愛してあげてください。それが、彼が生きてきた証になり、“俳優・三浦春馬”“歌手・三浦春馬”の永遠の命となっていくことと思います」と思いを語っていたこともあり、≪福山さんが主題歌を担当されるというのは、なんともいえない気持ちです≫≪春馬くんは喜んでくれてるのではないかと想像しています≫と、再びつながった2人の縁を喜ぶ声も上がった。
来月には一周忌を迎える三浦さん。銀幕ラスト作の公開日も近づき、ファンの胸にはさまざまな思いが去来しているようだ。
羆キャスター(元気だよ!(off!)……♪デス!)
6/3 12:16
あぁ~いたねぇ 三浦春馬さんって……と、すでに思えるくらい 近年のコロナ禍の過酷さを思いしるわ