2年ぶり セ・パ交流戦、牧野真莉愛が始球式「ノーバウンドで届いたので80点です!」
1 日、明治神宮野球場にて「日本生命セ・パ交流戦 2021」の東京ヤクルトスワローズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルスの試合に、野球ファンの間でも「生粋のプロ野球好き」として認知され始めている牧野真莉愛(モーニング娘。’21)が登板した始球式を行った。
さらに、牧野さんの臨時特別コーチを元東京ヤクルトスワローズ OB であり、セ・パ両リーグさらにはメジャーでも活躍し、「リーグ間の違いを知る Mr 交流」 とも呼ぶべき五十嵐亮太が務め、セレモニアルピッチ前の投球指導を行った。
日本生命のユニフォームを身に着けた牧野は、通算 5 回目の始球式となる今回も、選手や球団関係者 はもちろん、球場への敬意も忘れることなくグラウンドに深々と一礼して登場。スタンドの観客に笑顔を向けながら登板した。いざマウンドに立つと、先程までの可愛らしい表情が一変。事前練習で「過去最高の完璧な投球をします!」と五十嵐に約束した事もあり、五十嵐から伝授された身体の重心や軸足の向きを意識構えで投球準備に入った。きれいなワインドアップから投げられたボールは、楽天・小深田選手の頭上を抜ける内角球に。牧野さんの投球をみた五十嵐も「インハイの力のあるボールで見ていて気持ちよかった」とコメントした。
5 度目の大役を終えた牧野は、「ノーバウンドでバッターボックスまで届いたので 80 点です! 次はストライクを目指したいです。始球式で全球場を制覇したいです!(笑)」と話した。
―通算 5 回目の始球式となりましたが、いままでとの違いは感じましたか。
まずはマウンドを降りた後でも、心臓のバクバクが止まらないことですね。あとは今回、新しくなった日本生命さんのユニフォームを着ることができて、とても嬉しかったです。
―今日という日に向けて、何か特別準備してきたことはありますか。
してきました!昨日は、先日球場でキャッチしたホームランボールを握って、手にボールの感覚をなじませていました。そして、今日は元プロ野球選手の五十嵐投手にピッチングの基礎から教えてもらいました。私は野球をこれまでやってきていないので、偉大な元プロ野球選手から、改めてボールの握り方や投げ方まで教えてもらうことができて、とても貴重な時間でした。
―神宮球場のマウンドの感触はいかがでしたか。
観客席から見ていた時は憧れのマウンドだったのですが、実際に立ってみると頭が真っ白になるくらい緊張しました。
正直自分の投球も覚えていないくらい、自分の投球もあっという間に終わってしまった感じがしました。 普段スタンドから見ているところに自分が立っているというのは、夢のようでした。
―五十嵐さんからはどんなことを教わりましたか。アドバイスは本番で発揮できましたか。
「バレーボールのアタックをするように投げる」とアドバイスいただいたので、その点は本番でも意識してできたと思います!
ボールが届く、届かないは力加減次第ということも教わったので、投げる時の力加減も意識してみました。
―牧野さんがいち野球ファンとして、球場でかなえたい夢や願望をお聞かせください。
まずは、コロナが終息して以前のような野球の日常というものが戻ってくることが今一番の願いですね。もう一つは、素敵な思い出やたくさんの夢が詰まった、日本生命セ・パ交流戦がいつまでも続くことを願っています!
ソフィア
6/2 5:57
深紅のノーバンとか書かないと