「オジサンっぽい」と思われてしまう失敗クールビズ9パターン
ビジネスウェアを「いい感じに崩す」クールビズは、意外とハードルの高いファッションかもしれません。一歩間違えると、「オジサンくさい!」と思われる危険性もはらんでいるので、注意したほうがよさそうです。そこで今回は、10代から20代の独身女性382名に聞いたアンケートを参考に「『オジサンっぽい』と思われてしまう失敗クールビズ」をご紹介します。
【1】乳首が透けているのに気付かない
「目のやり場に困る。下着はつけてほしいです」(20代女性)というように、通気性のいい薄手のシャツは、下着を着けないと地肌が透けてしまうことがあるようです。万一のときに上から羽織って隠せるよう、職場に一枚ジャケットを置いておいてはいかがでしょうか。
【2】ハーフパンツでボサボサのすね毛が目立つ
「夏休みの子どもじゃあるまいし、ちょっとやりすぎだと思う」(20代女性)というように、いくら涼しいからと言って、丈の短いパンツはビジネスの場にそぐわないかもしれません。毛量の多い男性は、真夏でも「長ズボン」を選ぶのが無難でしょう。
【3】ヨレヨレのポロシャツのせいでだらしがない
「襟がダラッとしてたりすると減点です」(10代女性)というように、カジュアルなポロシャツを着用する場合は、相当気をつけないとだらしなく見えてしまうようです。自信がなければ、半袖シャツを着たほうが手軽に「きちんと感」を演出できるでしょう。
【4】麻素材のネクタイに挑戦した結果、コーデがおかしい
「ちょっと変わったアイテムだから、合わせるのは難しいと思う(苦笑)」(20代女性)というように、個性的なアイテムを取り入れるときは、よほどの自信がないと失敗に終わる可能性が高そうです。どうしても挑戦したければ、売り場で「マネキン買い」をすると安心でしょう。
【5】タックインしたパンツの上に太ったお腹が乗っている
「薄着をすると、たるんだカラダが目立ちます」(10代女性)というように、シャツをパンツに入れたときにポッコリお腹が際立ち、「オジサン体型だな」とガッカリされるケースです。腰回りに自信がなければ、ジャケットで覆うなどの小ワザで逃げ切るほかないでしょう。
【6】下着がわりのTシャツの柄が透けて見える
「タバコのロゴとか浮き上がってると、何とも言えない気持ちになります(苦笑)」(20代女性)というように、インナーに柄のあるものを着ると、そっくりそのまま透けてしまい、ダサさが全開になるようです。白い下着を選べばいいだけの話なので、クールビズ用に少し買い足してはいかがでしょうか。
【7】スーツの色が不自然に薄い
「なんか『おじいちゃんぽいな』と思ってしまった(笑)」(20代女性)というように、極端に薄い色のスーツは、オジサンを飛び越えて「おじいちゃん」の領域に入るようです。スーツの色でそこまで涼しさに変化はないと思われるので、色で涼感を演出するのは諦めたほうがいいでしょう。
【8】半袖シャツの袖口から下着がはみ出す
「全然見た目を気にしてない証拠!」(10代女性)というように、シャツのサイズに合わない下着を着ると、俄然だらしなく見えてしまうようです。多少割高でも、スーツショップで下着を買えば、そのような凡ミスは避けられそうです。
【9】オフィスに似合わないアロハシャツを着る
「リゾート地にいるオジサンみたい(苦笑)」(20代女性)というように、ビジネスシーンでアロハを着こなすのは、相当な高等テクかもしれません。「襟付きだから」といって、軽々しく手を出してはいけないアイテムだと肝に銘じておきましょう。
シャツの透け感を気にせずおかしなインナーを着たり、ビジネスにはそぐわない格好をしたりすると、どうしても「オジサンっぽい」という評価は避けられないようです。季節になればクールビズ専用のコーナーが百貨店などにも登場するので、売り場で相談してはいかがでしょうか。(小倉志郎)
【調査概要】
期間:2015年1月8日から15日まで
対象:合計382名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査