櫻井海音 サッカー選手を夢見た少年がドラマーの道に進むまで

櫻井海音が、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」に登場。5月31日(月)から6月3日(木)までの4日間、番組内のコーナー「BOYS LOCKS!」で声を届けます。初日の放送では自己紹介と年代別の歩みを伝えました。

インナージャーニーのドラマーとして、また俳優やモデルとしても活動中の櫻井。実は同番組が開催する10代限定の夏フェス『未確認フェスティバル2019』に出場経験があり、今回は2年ぶりの登場となりました。

櫻井:(未確認フェスの音源を聴きながら)うわ! これ、めっちゃ懐かしいかもしれないです……! なんか、荒削りですね。感慨深いです。未確認フェスティバルに出場させていただいて、ファイナルステージの新木場STUDIO COASTでライブをやったんですけど。そのときの記憶がすごい蘇ってきました。

あれから、2年。SCHOOL OF LOCK! に帰ってきました。今日から4日間、この教室に登校させていただくことになりました! よろしくお願いします。まだ僕のことを知らない方もたくさんいると思うので、さっそく自己紹介をさせていただければと思います。今日は僕のここまでの人生について、3つの年代にしぼって話をしていきます!

◆14才

櫻井:14歳は、僕がドラムを始めた年齢になります。あっその前に、言うのを忘れてました。普段はインナージャーニーというバンドで、ドラムを叩いています。俳優活動もやらせていただいています。

ドラムを始めたのは、14歳、中学2年生のころです。それまで僕はずーっとサッカーをやっていて、年中さんくらいから11年間くらいサッカー選手を夢見ていたんですけど。中学に入学していいクラブチームに入って……なかなか試合に出たりとかができなくなってきたんです。そういうもどかしい時間が続いてたんですけど、そのときにバンドの音楽というものに出会いまして「ドラム、いいな」ってなっていきました。でもなかなか周りには言い出せず、ひっそりとやっていたんですよ。もちろんドラムセットもないので、コロコロコミックっていう分厚い少年誌をガムテープで巻いて(笑)。それをスティックで叩いてドラムの練習をしていたりとか。あとは中学校に軽音楽部みたいなものがあって、放課後のチャイムが鳴ったら、すぐに音楽室に駆け込んでドラムを叩く、みたいな生活をし始めたのが14歳のころですね。

◆18才

櫻井:14歳のころからドラムを始めてコピーバンドもやってたんですけど、文化祭とかでしか演奏できる機会がなくて。でも、僕自身としてはドラムを始めた段階で「音楽で飯を食っていくぞ」ぐらいの気持ちがあったので、なんとかしてこの身内の環境から脱したいと思っていたときに、ちょうどその当時の音楽の先生が、卒業生の知り合いでサポートドラムを探しているという人がいる、ということを聞いたんです。で、「ぜひやらせてください!」ということで、高校3年生から武者修行じゃないですけど、サポートドラムとして叩いて……という生活を始めました。

そのなかで、自分の活動の中心となるバンドに巡り会えればいいな、と思っていたんですけど……ちょうどそのタイミングで、今のインナージャーニーのボーカル・カモシタサラから「音源をバンドで録りたい」という連絡をもらったんです。最初はそのレコーディングだけかなー、と思ってたんですけど、サラちゃんがメンバーが知らないうちに未確認フェスティバルに応募をしていたんです(笑)。そしたら電話がかかってきて、「未確認フェスティバルに応募したら受かっちゃったから、ライブ出てくれない?」って(笑)。で、3次選考のライブに出たら、うまいことファイナルに進むことができました。

その3次選考は、渋谷の“duo MUSIC EXCHANGE”っていう会場でやったんですけど、それが僕ら初めてのライブだったんです。当時は“インナージャーニー”っていう名前でもなく、“カモシタサラ”っていうバンド名で、僕らはサポート、という感じだったので、まだバンドとして完成されてはなくて。で、2回目のライブが(ファイナルの)新木場STUDIO COASTという、くそ生意気なバンドなんですけど(笑)。

結果的にはグランプリとか賞はとれなかったんですけど、そこからいろんな所でライブをやらせてもらったり……という流れになったので。こうやってしゃべっていると、未確認フェスティバルの思い出がふつふつと蘇ってきますね!

◆20才

櫻井:今年の4月13日で20歳になったばかりなんですけど、未確認フェスティバルがあり、いろんな場所でライブをやらせてもらえるようになって、バンドとしても徐々に注目されるようになっていったときに、僕個人で雑誌のモデルのお仕事が来て。それで初めてやってみて、そこから個人のお仕事も増えてきたんです。未確認に出た18歳から、20歳までの間は僕にとっては激動の時代で、実質1年半くらいなんですけど、個人としてもバンドとしても濃密な時間を過ごさせていただきました。

バンドとしても、EPを発売できたり、MVを出せるようになったり……この前もワンマンライブをやらせていただいたりだとか。本当にバンドとしても成長しているな、って実感しています。個人としても20歳になったというタイミングで、活動の変化を経て改名を先日発表しました。ずっとどの活動もローマ字表記で“Kaito”だったんですが、俳優としての活動は漢字表記で“櫻井海音”というフルネームに改名をしました。意味合いとしては、二十歳を迎えてここから俳優として前に進んでいきたい、ということがあります。あとは、音楽もやっているので、区別をするためでもあります。

櫻井:無事20歳を迎えられて、自分が14歳、18歳だったときに「将来こんな人になりたい」、「こんな活動してたい」って思い描いてたことが、徐々にゆっくりと現実になっているので、すごく感慨深いですし、あっという間な時間だったなと感じてますね。

あらためて木曜日まであと3日間、よろしくおねがいします!

----------------------------------------------------

▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!

聴取期限 2021年6月8日(火)AM 4:59 まで

スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ

※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。

----------------------------------------------------

<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭

放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55

番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/

2021/6/1 18:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます