「猫のせいで」買い物客の女性、支払い時にバッグからネズミが飛び出し店が一時閉店(英)

大手スーパーマーケット「アルディ(Aldi)」の英ワイト島にある店舗で現地時間5月21日の午前9時過ぎ、突然一時閉店を余儀なくされた。店内にいた買い物客によると、店員から「すぐに店の外へ出るように」と促されたとのことだ。

店員にその理由を聞いても、彼らから答えは得られなかったという。同店は日曜日を除いて通常午前8時に開店するが、その日は開店間もなくして店を閉めたそうだ。困惑した買い物客らは理由も分からないまま他の店に移動して買い物するしかなかったようだ。

のちに地元メディア『Island Echo』の取材により、一時閉店の理由が“ネズミ”だったことが判明した。買い物客の女性がレジで財布を取り出そうとバッグを開けた瞬間、中から生きたネズミが飛び出して店内の通路を走り去っていったという。

問題の発端となった女性はアルディでの一連の出来事について、その日のうちにSNSで次のように明かしている。

「今日、猫のせいで恥ずかしくって死にそうな思いをしました。今朝、私は自宅でネズミの死骸を見つけたんですが、どうやら猫が前の晩にネズミを捕まえてきたようなんです。」

「そして買い物に行って、支払いのために財布を取り出そうとバッグのファスナーを開けた途端、ネズミが飛び出して床に着地したんです。私はレジの男性がネズミを捕まえようと通路を追いかけ回している間、ずっと謝るしかありませんでした。」

どうやら女性が飼っている猫が何匹かのネズミを捕まえて追い回し、そのうちの1匹がバッグの中に逃げ込んで隠れていたものと思われる。それを知らず、女性はバッグのファスナーを閉めて買い物にやってきたようだ。

当時、店にいた買い物客の1人は「アルディの店員が四つん這いになり、スマートフォンのライトを点けてネズミを探しているようでした」と証言しており、別の買い物客は「バッグに猫からの生きたプレゼントを知らずに持ってきて店で開けちゃうなんて、本当に女性が気の毒だわ」と話していた。

アルディの広報担当からは今回の件について特にコメントが出ていないようだが、のちに店は通常通り営業することができたそうだ。

画像は『Mirror 2021年5月24日付「Woman ‘dies of shame’ after mouse escapes from her handbag while shopping at Aldi」(Image: Triangle News)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

2021/6/1 10:50

この記事のみんなのコメント

2
  • ヤン中佐

    6/1 18:14

    目指せタウザー(笑)

  • トリトン

    6/1 15:44

    猫がせっかく仕事をしたのにかわいそうですね。日本の猫より働き者ですね、偉い偉い。結果は残念ですが。

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