GKオブラク、自身初のラ・リーガ制覇を振り返る…今季前半は「歴史的だった」

 アトレティコ・マドリードに所属するスロベニア代表GKヤン・オブラクが、7年ぶりとなった同クラブのリーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)優勝を振り返った。30日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 アトレティコ・マドリードは今季、開幕から10試合で8勝2分けという好スタートを切り、シーズン後半は失速するも7年ぶりとなるリーガ・エスパニョーラ制覇を達成した。守護神オブラクはリーグ戦全38試合にフル出場し、失点数をラ・リーガ最小の25に抑え、1試合あたりの平均失点数が最も少なかったゴールキーパーに授与されるサモラ賞を受賞した。

 オブラクは『マルカ』のインタビューに応じ、今シーズンを振り返った。

「シーズン前半は信じられないようなもので、歴史的だった。誰もがレアル・マドリードやバルセロナが良くないということを話していたね。でも彼らは、僕たちが前半の最大57ポイントのうち50ポイントを獲得したことに気づいていなかった。どの国であれ、他のチームがどうであれ、この成績ならトップだろう」

「いくつかポイントを落としたが、順位がどうなるかはあまり気にしたくなかった。何の役にも立たないからね。次の試合に集中したよ。そうすれば、シーズンの終わりには、1位、2位、3位のいずれかが見えてくる。いかなるアドバンテージがあっても、次の試合に集中することが一番の近道だ。シーズン中は、日々の仕事をこなさなければならない。継続性があれば、結果はついてくるんだ」

 また、オブラクは2014年夏にベンフィカからアトレティコ・マドリードに加入して以来、自身にとっても初となるラ・リーガ制覇を成し遂げた。念願のトロフィーについて以下のようにコメントした。

「『勝つことに自信がある』といつも言ってきた。僕はここにいたいし、これからもタイトルのために戦いたいと思っている。これまでもそうだった。タイトルに近づく年もあれば、遠ざかる年もある。今年はその中でも最も成功した年だった。アトレティコでラ・リーガのトロフィーを掲げることには、いつも自信があったよ」

 

2021/5/31 4:27

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