槙田紗子アイドルプロジェクト『SACO PROJECT!』[最終審査レポート]笑顔と涙が交差した4ヵ月間におよぶ努力の成果「好きな気持ちがあればいくらでも頑張ることができる」

槙田紗子によるアイドルプロデュースプロジェクト『SACO PROJECT!』(サコプロジェクト)が、本日5月30日(日)に『ミクチャ』にて最終審査を開催し、デビューメンバーを決定した。“アイドル自身がアイドルという職業を肯定できるグループ”を目指し、2021年1月1日から始動した『SACO PROJECT!』は、当初の予定としては5月9日に開催される<サコフェス Vol.3.5>にて合格メンバーを発表こととなっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により同イベントは延期に。約1ヵ月の間にさらなるレッスンを重ねた15名の候補生たちは、満を持して、本日の最終審査を迎えたのであった。本記事では、笑顔と涙が交差した同オーディションの模様をお届けする。

今回の最終審査も、二次審査と同様にチーム別のパフォーマンス審査を実施。候補生15人は、『SACO PROJECT!』にちなんだチームS(8人:かん、かんな、藍、ひまわり、望月さあや、もか、池上愛未、まりた) 、チームP(7人:広瀬みのり、あすか、はづき、ひより、延松舞佳、本川みのり、秋元ゆうり)にチーム分けされた。

プロデューサーの槙田紗子をはじめ、審査員で候補生の歌唱指導も担当したボイストレーナーの遠藤舞(元アイドリング!!!)、ダンス講師を務めていた松本梨菜、最終審査の課題曲を作詞/作曲したシンガーソングライター・山崎あおいが審査員席で見守る中、『SACO PROJECT!』最終審査オーディションはスタート。会場に来られない審査員たちは、事前に撮影した個別パフォーマンス動画をもとに審査を済ませていた。

この日の主役となる15名の最終候補生たちがステージに姿を表し、1人ずつ挨拶すると、“あなたにとってこのオーディション期間とは”、“このステージでアピールしたいところ”を語っていく。

“あなたにとってこのオーディション期間とは”という質問に対して、“自分自身と向き合う期間となった”、 “新しい自分を発見できた”、 “自分に自信を持てるようになった”という答えが多く、この言葉たちは“アイドル自身がアイドルという職業を肯定できるグループ”を掲げた同オーディションの真意に迫るものとなっていた。

挨拶を終えると、早速パフォーマンス審査へ。課題曲は『SACO PROJECT!』初のオリジナルソング。その楽曲を手掛けた山崎あおいが“デビュー前の子たちということを考慮せずに、けっこう難しい曲を書いた”と語ったように、“パフォーマンスにこだわる”サコプロらしいハイレベルなナンバーであった。

先攻はチームS。パワーのある楽曲に負けない力強いパフォーマンスで魅せる。最終オーディションという緊張感をすべてプラスのエネルギーに変えた卓越したステージングで、その完成度は1つのユニットとしても申し分ないほど。

審査員の遠藤は、“純粋に観てて楽しかったです”と、槙田は“すごくカッコいいなって思ってしまいました。みんなが内側に秘めていたものがステージ上に出ていて、気迫がすごかったです”と評価した。

続いて、チームPの7人は、1人少ないことを感じさせないダイナミックなステージングを展開。個人で挑んでいるオーディションではあるが、個々でのアピール合戦にはならず、完全に1つのグループで魅せる。ポジションや歌割りに関係なく、1曲を通して全員が主役であることを感じさせていた。

パフォーマンスが終わると、“びっくりした。ウマく言葉が出ないくらいみんな歌が上手になってる!”と遠藤は驚愕。ダンス講師として常に候補生を見守っていた松本は、“みんな表現力が高い。1人ひとりを観ていても、この曲が表したいことを表現できていて。よく頑張ったと思います”と称賛し、槙田は“観ていてテンションが上がるポイントがあって、ホントなら騒ぎたかった(笑)”と笑顔を見せた。

この15人の中から誰が選ばれたとしても、今のアイドル界においてパフォーマンス力が群を抜いて高いグループになることは間違いないと思わせるようなあっという間のステージであった。

2組のパフォーマンスが終わったところで、一旦配信を中断し、審議タイムへ。スタッフと意見を交わす槙田の表情は真剣そのもの。

協議が終わると、配信を再開。『SACO PROJECT!』の合格者が決まる運命の時を迎えた。

この日、終始誰よりも緊張している様子であった槙田は“すごくすごく考えた上で結論を出しました。審査員のみなさまの意見を取り入れて出した結果です”と胸を張って述べた後、合格者発表へ。合格者となるメンバーの魅力を丁寧に語った後に、名前を呼び、ティアラと花束を授与していった。

槙田:
この子は、歌、ダンスのスキルで言ったら、私の中で評価1位ですね。私がパフォーマンスを重視したグループにしたいとずっと言っていた中で、この子がこのオーディションに来てくれたこと、またオーディション中にとって成長してくれたことが本当に嬉しく思います。最初のレッスンから最後の今日まで楽しむっていうことを1番意識できていたことに芯の強さを感じます。これからグループを引っ張る存在になってください。あすか!

槙田:
人間から出る魅力っていうのは、どんなに物事を上手にやることよりも大事なんだなってことを、この子を見ていて痛感しました。私は技術の部分を気にしちゃっていたのですが、その価値観を変えてくれた子かなと思っています。会うたびに印象が変わって、新しい顔が見えて、もっともっとこの子のことを知りたいなって思いました。デビューするまでには、リズム感は死ぬほど鍛えようね、秋元ゆうり!

槙田:
オーディションで初めて会ってから、驚くほど綺麗になったメンバーだと思います。もうタレントさんかなっていうくらいのオーラを放てていて、私は独自の魅力にどんどんどんどんハマっていきました。そして、その個性的な雰囲気からは想像もできないくらいピュアな心を持っていて、いつでもスポンジのように周りの言葉を吸収している姿が印象的でした。そのギャップで世間を虜にして、どうかアイドルを楽しんでください。藍ちゃん!

槙田:
スタッフから好かれるということが売れる近道だと、昔すごく教えられました。現場にいる人に“あの子と一緒に仕事がしたい”、“あの子、いい子だよね”って言ってもらえることがどれだけ大切なのかをすごく痛感しています。そういう子が絶対必要だなと思っていて。この子はまわりから好かれる力っていうのがものすごくありました。そして、いつでも真っ直ぐ、ちょっと突っ走りすぎちゃうんじゃないかなっていうくらい真っ直ぐな心と眼で向き合ってくれた子です。そのピュアなエネルギーをアイドル活動に存分にぶつけてほしいなって思ってます。ひまわり!

槙田:
やっぱり長期でオーディションをしてると、“あっ!この子、変わったな”っていうタイミングがあって。それって人それぞれ違うんですね。もう最初からすごく成長できている子もいれば、途中から急によくなる子もいて。その成長のスピードってバラバラなんですけど、私は今完成しているものを見たいんじゃなくて、その成長過程であったり、スピードとかもしっかり見て判断したいと思って、長期オーディションにしました。長期オーディションにしてよかったなと、最終審査になってから、私もそうですし、先生たちからの評価がすごく高くなった子です。今日もステージを観てて、そんな眼ができるだって感動しました。すごくいい練習をできていたんだなと思うので、頭がいい子なのかなって思います。これからもその集中力と頭のよさでスキルをどんどん磨いて、(グループを)引っ張っていけるぐらいの存在になってほしいなと思ってます。はづき!

槙田:
昔、私がライブで存在感が出せないって悩んでいた時に、あるスタッフの方に“アイドルに1番大事なのは目力だ!”って断言されたことがあって。“目力がある人に目が行くから、目力がないんじゃない”ってバッサリ切られたことがありまして、それがショックで今でも覚えているんですけど(苦笑)。レッスンに来るたびに、とにかく目力に驚いていました。“なんで、この子の目はキラキラしているんだろう?”って、毎回思ってました。優れた感性や表現力がこれからどれだけ成長できるのか、すごく楽しみですし、まだまだ未熟なところはたくさんあると思うんですけど、それを含めてこれから私が育ててあげたいなって思った子です。かんな!

槙田:
この子のアイドル力には負けました!“って言うしかない……人を相当熱中させられる魅力があるんだろうなって思っています。パフォーマンスを武器にするグループのメンバーとしてはまだまだスキル不足だし、頑張らないといけないことは多いんだけど、やっぱり頭がいいんだろうな。人が求めていることだったり、何をしてほしいのかっていうのが見えている子で、その頭のよさだったり、洞察力だったり、あとはすごく努力ができるところ。そこに惹かれて、この子と一緒にやろうと思いました。これからも負けん気の強さで、今以上の努力して輝いてください。延松舞佳!

『SACO PROJECT!』の合格者は、あすか、秋元ゆうり、藍、ひまわり、はづき、かんな、延松舞佳の7人に決定。審議タイムでも“これからの成長も考慮したい”と述べていた槙田。パフォーマンスの完成度を求めるグループでありながらも、その過程や将来性にも重きを置いたアイドル戦国時代を経験した槙田が“本気で”作り上げるグループに相応しい人選となったのではないだろうか。

1人ひとりの名前を呼び上げた後、“これからもっと厳しいよ? 頑張れる?”と問いかける槙田に対して、嬉し涙を浮かべながらも力強い眼で“頑張ります!”、“もちろんです!”と応える7人の姿からは、すでに槙田との強い信頼関係を感じさせた。

最後に最終審査を会場で見届けた遠藤舞、松本梨菜、山崎あおいがこの日の感想を語る。また、枝優花、林愛夏、深町レミのコメントを槙田が代読。ここまで努力を重ねてきた候補生15人全員を労い、温かくエールを送った。

審査員へ感謝の気持ちを述べ、槙田は“長年の夢であったアイドルプロデュースですが、ここまで4ヵ月間、ホントに長いことみんなに頑張ってもらいました。途中、コロナウイルスの影響で最終審査が延びてしまったり、応援してくださっているみなさまには直接パフォーマンスをお見せすることができずに悔しい想いもしましたが、そのおかげでよりたくさんの方にも出会えたのかなと思っております。これから活動していく7人と、ここにいる15人全員の応援をよろしくお願いします。いつも候補生に応援メッセージなど、ホントにいつもありがとうございました!”と語り、続けて“本日合格した7名は11月のデビューを予定しています。ここから半年間、デビューの準備や練習期間になります。ここからがホントに厳しい戦いです。今まで以上に大変です。好きじゃなきゃ続けられないし、とにかくいろんな犠牲を払わなきゃいけないと思います。でも、好きな気持ちがあればいくらでも頑張ることができると思います”と締めくくった。

こうして、最終候補生15名が全力で駆け抜けたオーディションは幕を降ろした。

しかし、『SACO PROJECT!』はここからがスタート。厳しいオーディションを通過し、アイドルになるという夢を叶えた7人は、ここからさらなる成長を遂げ、11月のデビューにはどのような姿を見せてくれるのか。長年の夢であったアイドルプロデュースのスタートラインに立った槙田紗子はこれからどのようなグループを作り上げてくれるのであろうか。このグループに期待が膨らむ最終審査となった。

関連リンク

『SACO PROJECT!』公式ホームページ『SACO PROJECT!』公式Twitter『SACO PROJECT!』公式YouTubeチャンネル

画像をもっと見る

関連リンク

  • 5/30 21:00
  • Pop’n’Roll

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます