櫻井翔、広瀬すず主演『ネメシス』起死回生作の“嵐のメンバー出演”に暗雲が…

 4月にスタートした日本テレビ系連続ドラマ『ネメシス』が思わぬ苦戦を強いられている。

 嵐の櫻井翔と女優・広瀬すずがW主演を務める同ドラマは、櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希と広瀬演じる天才すぎる助手・美神アンナの凸凹バディが難解な事件を次々と解決していくミステリー作品。

 広瀬は19年放送のNHK連続テレビ小説『なつぞら』以来、櫻井は嵐の活動休止後初となる連続ドラマ出演となり、2人は18年公開の映画『ラプラスの魔女』や同年大みそか放送の『第69回NHK紅白歌合戦』の司会に続き3度目のタッグということもあって放送前から注目を集めた。

 だが、4月11日にオンエアされた第1話こそ平均視聴率11.4%と何とか2桁台を記録したものの、その後は第2話が9.5%、第3話が8.9%、第4話が8.3%、第5話が7.8%、第6話が7.9%、第7話が7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と1桁台が続いている。

 同局の局員はこう語る。

「櫻井さんサイドもそうですが、それ以上にショックを受けているのがウチ(日本テレビ)と広瀬さんサイドです。ウチと広瀬さんといえば、彼女にとって3年ぶりとなる連続ドラマ主演作で髪をベリーショートに切って挑んだ18年放送の『anone』でもタッグを組んだのですが、まさかの大コケという結果に終わりましたからね。今回は櫻井さんとのコンビですし、もう失敗は許されないということで脇を固める共演陣も大島優子さんや橋本環奈さん、『KAT-TUN』の上田竜也さんをはじめ、豪華メンバーを集めて番宣にも力を入れていたのですが…」

 一部では放送前から映画化の計画も進行していたという報道もあるが、「ウチの上層部としてはテレ朝さんの『相棒』シリーズのようにドラマとしてのシリーズ化はもちろん、映画化も視野に入れているようです。最近、フジさんがドラマとしてはそれほど視聴率が良いというわけではないものの、映画化で成功させた『コンフィデンスマンJP』もそうですが、テレビ局による自局ドラマの映画化は、普通の映画作品に比べて制作コストも抑えられる一方、すでに既存のファンを抱えてある程度動員が見込めるということでオイシイ要素もあるんです」(前出の局員)とのこと。

 さらに、『ネメシス』の映画化にあたってはグループの活動休止後、芸能活動に消極的な大野智を除く嵐の他のメンバーの二宮和也、相葉雅紀、松本潤のゲスト出演も取り沙汰されていたが、「そうした噂は実際に耳に入ってきますし、ウチとジャニーズ事務所さんの蜜月ぶりを考えれば櫻井さんの主演作品を盛り上げるべく、そうした試みが行われても不思議ではないですよね。ただ、今の低迷ぶりでは『嵐』メンバーの集結はおろか、映画化の話も雲行きが怪しくなってきそうですけどね」(同局員)

 予定では残り3話を残すのみとなったが、果たして巻き返しはなるか!?

2021/5/30 13:00

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